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授業科目名
担当教員
量子力学演習
石川 陽
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAM215 1 (未登録) 2 後期 II
[概要]
「初等量子論」および「量子力学」に関する演習問題を解くことで、量子力学の基本的な考え方を理解し、実際の問題で使えるようにする。
[具体的な達成目標]
・量子力学の基本的な考え方を説明できること。<BR>・数学手法と物理イメージの対応を説明できること。<BR>・量子力学の基本的問題を解くことができること。<BR>・代表的な系のシュレーディンガー方程式を解くことができること。<BR>・ブラケットと演算子の記法を説明できること。<BR>・波動関数とブラケット表記の関係を説明できること。
[必要知識・準備]
微分積分学、線形代数学、常微分方程式、複素関数論。<BR>「初等量子論」「量子力学」の講義を受講していることを前提とする。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %具体的な達成目標のすべての項目について到達度によって評価する。 
2小テスト/レポート 60  %毎回の授業で問題を解き具体的な達成目標について到達度によって評価する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 小形正男, 量子力学, 裳華房, ISBN:9784785322298
  2. J. J. Sakurai, 現代の量子力学(上), 吉岡書店, ISBN:9784842703640
  3. 原田勲、杉山忠男, 量子力学I, 講談社, ISBN:9784061572065
  4. 清水明, 新版 量子論の基礎, サイエンス社, ISBN:9784781910629
[講義項目]
・講義の内容に合わせて以下の各項目の演習を行う。<BR>・演習計画は講義の進行状況に合わせて適宜調整する。<BR><BR>第1回:量子論の起こり<BR>第2回:ケットベクトル,ブラベクトル,双対ベクトル空間<BR>第3回:ノルムと内積,オブザーバブルと演算子 <BR>第4回:Diracのデルタ関数<BR>第5回:直交規格化完全性,交換関係<BR>第6回:基底ケットと行列表現,同時対角化<BR>第7回:調和振動子,生成消滅演算子<BR>第8回:測定と不確定性関係<BR>第9回:基底変換と対角化<BR>第10回:座標表示と無限小並進移動演算子,生成子による運動量の定義<BR>第11回:座標表示の波動関数,運動量表示の波動関数<BR>第12回:ケットベクトルの時間発展とシュレディンガー方程式<BR>第13回:シュレディンガー描像とハイゼンベルク描像<BR>第14回:シュレディンガーの波動方程式<BR>第15回:まとめと総括
[教育方法]
毎回の授業中に解いてもらう演習問題と小テスト、最後に実施する期末試験によって理解度の把握に努める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)