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授業科目名
担当教員
入門物理II
東海林 篤/酒井 優/石川 陽/内山 和治
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAM105 3 (未登録) 1 後期 III-IV
[概要]
入門物理Iの内容を高め、同じ物の考え方、理解の方法が現代物理学の理解でどのように生かされているかを知る。毎回それぞれの話題に適した模型(おもちゃ)を用いて物理のおもしろさと本質を概説し、現象や法則に関するイメージの獲得と、直観的理解のための補助とする。
[具体的な達成目標]
・数学と物理の関わり合いについて説明できる。<BR>・空間と時間の概念について説明できる<BR>・場の概念について説明できる<BR>・相対性理論、電磁気学、量子力学、統計力学の概念についてそれぞれ説明できる<BR>・物理学に関する幅広い知識を身につけ、問題解決のために必要な見方や考え方を見つけ出すことができる
[必要知識・準備]
入門物理Iの内容をよく理解していること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %物理の考え方について問う.評価が60点未満のものは可としない. 
2小テスト/レポート 30  %授業中のレポート課題への取り組みを評価する. 
3受講態度 10  %毎回の演習課題への取り組みを評価する. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:物理が分かったとは何をいうのか (観測された現象を明確に説明することの必要性について説明できる)<BR>第2回:物理を語るための言葉である数学 (様々な数学の分野が物理現象の理解に役立っていることを説明できる)<BR>第3回:数学の多様な分野と物理学 (様々な数学の分野と物理学との関わり合いについて説明できる)<BR>第4回:物理現象の舞台である場とは何か? (ベクトル場の概念とその微分を説明できる)<BR>第5回:相互作用の局所性 (無限の速さでは伝わらない物理現象をどう扱うかを説明できる)<BR>第6回:実空間の波と複素空間の波 (基本的な波の種類とその扱いを説明できる)<BR>第7回:様々な値の基本単位への規格化 (様々な物理量を1と置く方法を説明できる)<BR>第8回:座標系に現れる2種類の単位ベクトルと計量 (斜交座標系における内積の取り方を説明できる)<BR>第9回:座標系に依らない物理法則の記述の仕方 (相対論的な物理現象を説明できる)<BR>第10回:外から見た曲がり、中から見た曲がり (基本的な曲がりと時空の曲がりを説明できる)<BR>第11回:物質内の電子(半導体中の電子と正孔) (半導体中の電子と正孔の起源を説明できる)<BR>第12回:物質内の電子(交換相互作用と磁性) (磁性の起源を説明できる)<BR>第13回:エネルギーと乱雑さ (エントロピーとエネルギーの関わり合いについて説明できる)<BR>第14回:非線形の取り扱い (物理現象に潜む非線形現象について説明できる)<BR>第15回:物理の研究方法&総括
[教育方法]
入門物理Iの内容を高め、同じ物の考え方、理解の方法が現代物理学の理解でどのように生かされているかを知る講義と、毎回それぞれの話題に適した模型(おもちゃ)を用いて物理のおもしろさと本質を概説し、現象や法則に関するイメージの獲得と、直観的理解のための補助とする演習を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)