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授業科目名
担当教員
応用化学実験I
植田 郁生/阪根 英人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC306 3 (未登録) 3 前期 月/火/水 III-V/III-V/III-V
[概要]
本実験では、「分析化学」「無機機器分析」の学習内容を基礎とし、容量分析、重量分析及び機器分析の基本的操作を実際に体験する。
[具体的な達成目標]
1.容量分析と重量分析を体験することによって分析の基本操作を修得する。<BR>2.様々な分析機器を使った分析を体験を通して機器分析の操作を修得する。<BR>3.実験の記録(ノート)、レポートの書き方、分析データの取り扱い方を身に付ける。
[必要知識・準備]
あらかじめ実験手引きを熟読し、実験の目的や手順を理解しておくこと。実験中は保護メガネ、白衣を着用すること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %実験の適切な記録(実験ノート)、実験レポートの内容と提出状況 
2受講態度 30  %実験への取り組み姿勢 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 「図解 分析化学の実験マニュアル−省試薬利用から分析データの取り扱い方まで」, 日刊工業新聞社, ISBN:4526050172
[講義項目]
1.実験実施要領(ガイダンス)<BR>   1.1 実験ガイダンス・安全教育<BR>   1.2 レポートの記載法・器具の使用法<BR>   1.3 確認テスト・器具確認<BR>2.容量分析(個別実験)<BR>   2.1 EDTA標準溶液(M/100)の調製と標定<BR>   2.2 水の硬度測定(CaとMgの定量)<BR>   レポート作成<BR>3.重量分析(個別実験)<BR>    硫酸銅五水和物中の硫酸イオンの定量<BR>    レポート作成<BR>4.機器分析(グループ実験)<BR>   4.1 フレーム分析法による雨水中のアルカリ金属元素の定量<BR>   4.2 原子吸光法による環境水中の重金属元素の定量<BR>   レポート作成<BR>   4.3 ガスクロマトグラフィーによる都市ガス分析<BR>   4.4 イオンクロマトグラフィー分析による陰イオンの定量<BR>   レポート作成<BR>   4.5 高速液体クロマトグラフィーによるカフェインの定量<BR>5.廃液処理<BR>   レポート作成<BR>6.総括評価(試験など)
[教育方法]
(1) 実験実施要領のガイダンスを通して、実験の安全と各分析法の原理を理解できるようにする。<BR>(2) 機器を用いた定性・定量分析の原理や手法を理解する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
1. 提出した実験レポートの数が必要数の2/3未満の場合、不合格とする。