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授業科目名
担当教員
基礎分析化学
植田 郁生
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC109 2 (未登録) 1 前期 I
[概要]
分析化学は、物質の定性と定量を主たる目的とした学問分野であり、化学の分野において分析法の理解や習得は必須である。本講義では物質の存在量を表すために必要となる単位や濃度、分析データの統計的評価や取り扱いを中心に学習する。また、平衡反応の基礎についても学習する。
[具体的な達成目標]
1.統計学に基づく分析の誤差や分析値の信頼性が評価できる。<BR>2.分析化学の基礎計算(濃度計算、検量線の作成、化学平衡の数量的扱い)ができる。<BR>4.緩衝溶液が設計できる。<BR>5.容量分析の基礎として、酸塩基滴定の原理を理解し、滴定曲線が予測できる。
[必要知識・準備]
高等学校で学んだ化学、簡単な数学(微分・積分、指数・対数、統計処理の知識)を必要とする。高等学校で使用した参考書や教科書を用意し、必要なときに復習できるようにしておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %理解度を確かめるために単元毎に小テストを実施し、その点数を成績とする。 
[教科書]
  1. 小熊幸一/酒井忠雄, 基礎分析化学, 朝倉書店, ISBN:978-4-254-14102-3
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.講義の進め方・分析化学とは<BR> 2.分析データの取り扱い1:単位・有効数字<BR> 3.分析データの取り扱い2:誤差・精度・正確さ<BR> 4.分析データの取り扱い3:データの評価(Qテスト)<BR> 5.検量線<BR> 6.濃度の表し方(1)<BR> 7.濃度の表し方(2)<BR> 8.濃度の表し方(3)<BR> 9.酸塩基平衡(1)<BR>10.酸塩基平衡(2)<BR>11.pHと緩衝作用<BR>12.緩衝溶液<BR>13.酸塩基滴定<BR>14.液−液抽出<BR>15.総括評価
[教育方法]
(1) 授業の予習・復習として自宅で演習問題を解き、理解度を確かめる。<BR>(2) 単元毎の小テストによって理解度を確認する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)