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授業科目名
担当教員
感性・知能情報学特論
服部 元信/木下 雄一朗/森澤 正之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PTW710 2 システム統合工学 1 後期 V
[概要と目標]
今日の計算機の演算速度の向上は目覚しく,我々人間が一生かかっても解けないような計算を瞬時に行うことが可能である.一方で,感性に関する情報処理や、思考や推論といった人間が得意とする高次の情報処理の実現はまだ十分ではない。本科目では,このような感性・知能情報処理に関して必要な知識として,脳の情報処理方式を模倣した計算モデルへの理解,感性情報を解明するために必要な解析・モデル化手法への理解,感性情報機器の入力デバイスであるセンサへの理解を目的として解説を行う.
[到達目標]
1.神経回路網モデルによる情報処理の基礎について説明できる.<BR>2.感性情報の解析・モデル化のための基礎的手法について説明できる.<BR>3.味覚センサの基礎について説明できる.
[必要知識・準備]
代数学・解析学・統計学・物理学の基礎的事項
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %講義内容関するレポートで評価する. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
[脳の計算モデル](担当 服部元信)<BR>1.生体の神経細胞,神経回路網<BR>2.神経細胞モデルと神経回路網モデル<BR>3.神経回路網モデルの学習<BR>4.神経回路網モデルの例<BR>5.評価:総括・まとめ1<BR><BR>[感性評価モデル](担当 木下雄一朗)<BR>6. 感性評価の考え方<BR>7. 多変量解析の基礎<BR>8. 数量化理論によるモデル<BR>9. ファジィ推論よるモデル<BR>10.評価:総括・まとめ2<BR><BR>[感性センシング](担当 森澤正之)<BR>11.味の受容と認識の機構<BR>12.膜電位型味覚センサ<BR>13.光検出型味覚センサ<BR>14.においセンサ<BR>15.評価:総括・まとめ3