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授業科目名
担当教員
材料化学工学特論
近藤 英一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PTC704 2 (未登録) 1 後期 III
[概要と目標]
材料合成、特にナノスケールの材料合成に係る化学工学的取り扱いについて学ぶ。粒子や薄膜の成長理論、化学反応を伴う場合の表面反応のモデル、反応容器のモデル化などについてケーススタディを交えて学ぶ。学生自身の研究テーマを題材とすることが望ましい。
[到達目標]
・物質輸送の基本理論を理解し、数式を用いて説明できる。<BR>・物質・熱輸送と反応の競合・共存の現象について理解し、数値を当てはめて実際の現象を計算できる。<BR>・微粒子や薄膜の合成に関して上記理論を適用できる
[必要知識・準備]
・物質合成(化学材料、金属材料など)に関する基本的な知識や経験を有していること
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %講義内容の理解度 
2受講態度 30  %講義に対する積極性 
3発表/表現等 30  %プレゼンテーション(レポート含む)のわかりやすさ 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 小宮山宏, 速度論, 朝倉書店, ISBN:9874254250183
  2. 8126510005, Chemical Reaction Engineering, ISBN:8126510005,
    (ペーパーバック版で安いです。)
[講義項目]
1.速度過程と平衡過程<BR>2.速度過程の方向性<BR>3.収支と流束<BR>4.物質移動<BR>5.流れ<BR>6.境界層・境膜<BR>7.中間評価(試験実施を含む)<BR>8.エネルギーの移動<BR>9.温度や濃度の変化<BR>10.ポテンシャルと力<BR>11.化学反応の速度<BR>12.反応と拡散<BR>13.速度と効率<BR>14.期末評価(試験実施を含む)<BR>15.復習・補足<BR><BR>以上は標準的な講義内容で、博士課程の授業であるので、受講者の興味・専門内容に応じて議論の上変更することがある。