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授業科目名
担当教員
科学者倫理学
黒澤  尋/早川 正幸/杉山 俊幸/武田 正之/岩崎 甫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PSC701 1 (未登録) 1 適宜 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
科学の健全な発展に貢献するためには、科学研究のあるべき姿や誠実な科学者として身につけておくべき心得を認識することが大切である。また現代社会では国際的に通用する高い倫理性とリスクに対する適切な対応が求められている。本講義では、責任ある高度専門職業人ならびに科学者として求められる研究倫理を涵養するために技術者・研究者倫理等について講義する。過去に科学者倫理を問われた国内外の事例を紹介するとともに、科学研究を進める上で重要な研究データの適切な取扱い方、科学論文作成上の注意点等の研究<BR>不正防止に関わる具体的事項や社会に対する成果発信方法について説明し、これらを通じ研究規範意識を徹底する。本科目は、全学的な体制〔理事(副学長)、学域長が授業を担当〕により実施する。
[到達目標]
・研究目的設定、研究の進め方、データの取扱い、論文成果発表等、科学者として研究に従事するうえで必ず遵守しなければならない規範を修得する。
[必要知識・準備]
・学部や修士課程段階で学んだ科学者倫理の知識を必要とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %課題に関するレポートにより理解度を評価する 
2発表/表現等 30  %テーマを決め発表を行い、その内容を評価する 
[教科書]
  1. 特に指定しない
[参考書]
  1. 「山梨大学における研究活動に関する行動規範」、「国立大学法人山梨大学における研究に係る不正行為の防止に関する規程」「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」及びCITI e-learning教材
[講義項目]
・全学的な体制(理事等が授業担当)のもとで、過去に科学者倫理を問われた国内外の研究不正事例を紹介するなどして、研究不正防止に関する具体的な事項を解説する。医・工・農の3分野の観点から講義を設けることにより、広範な視点から高い倫理観を身に付ける。<BR><BR>第1回 科学研究における倫理、行動規範について(生命環境学域長(黒澤))<BR>第2回 情報倫理及び情報セキュリティの徹底について(副学長、総合情報戦略機構長(杉山))<BR>第3回 研究活動における不正行為への対応等について(研究不正防止委員会委員長(早川))<BR>第4回 研究データの適切な取り扱い、論文作成上の注意点等―医学の観点から―(副学長(武田))<BR>第5回 研究データの適切な取り扱い、論文作成上の注意点等―工学の観点から―(副学長(杉山))<BR>第6回 研究データの適切な取り扱い、論文作成上の注意点等―農学の観点から―(副学長(早川))<BR>第7回 臨床研究の実施にあたっての留意点(副学長(岩崎))<BR>第8回 総合討論(生命環境学域長(黒澤))