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授業科目名
担当教員
分子遺伝疫学特論
山縣 然太朗
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PIM701 2 (未登録) 1 前期 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
次世代DNA塩基配列決定装置の普及により、ヒトの全ゲノム解析をおこなうパーソナルゲノム研究の時代になった。本講座は人の設計図ともいうべきゲノム情報を用いた個別化の医療の現状を学び、理解を深めることを目的とする。具体的には、ゲノム情報を用いた医療について、ゲノム情報とは何か、疾患関連遺伝子の探索方法、集団遺伝学、臨床応用の現状、ゲノム研究の倫理的課題、パーソナルゲノム時代の倫理的法的社会的諸課題について学ぶ。
[到達目標]
ゲノムにおける専門用語を理解でき、人を対象とするゲノム研究における倫理的配慮ができる。
[必要知識・準備]
修士レベルの知識を必要とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %レポート:講義内容の理解度を評価する。 
[教科書]
  1. 配布プリント
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 ゲノム疫学概論 <BR>第2回 集団遺伝学<BR>第3回 ポジショナルクローニング<BR>第4回 GWAS<BR>第5回 パーソナルゲノム<BR>第6回 循環器のゲノム疫学<BR>第7回 がんのゲノム疫学<BR>第8回 精神疾患のゲノム疫学<BR>第9回 出生コホート研究におけるゲノム研究<BR>第10回 ゲノム研究の倫理(1)(研究倫理指針、個人情報保護法)<BR>第11回 ゲノム研究の倫理(2)(偶発所見、インフォームド・アセント)<BR>第12回 ゲノム研究と社会との接点(1)(ゲノム研究に関する意識とゲノムリテラシー) <BR>第13回 ゲノム研究と社会との接点(2)(Direct to consumer genetic testing)<BR>第14回 ゲノム研究と社会との接点(3)(遺伝子情報と社会)<BR>第15回 まとめ