授業科目名
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観光産業論
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時間割番号
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LST222
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担当教員名
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田中 敦
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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観光産業は、21世紀のリーディング産業として一層その存在感を増してきている。2015年の国内旅行消費額は20,5兆円、訪日外国人旅行消費額も3.5兆円と24兆円を超え、訪日観光客数はこの4年間で約3倍増の年間2400万人を達成した。他方、産業界においてはICT、IOTといった技術革新やOTA(オンライントラベルエージェント)の発展、民泊など新たなサービスの登場等大きな変革を迎えるとともに、生産性に低さなど数々の課題も浮き彫りとなってきている。この授業では、観光産業の全体像を俯瞰しやすく消費者(=観光客)の視点でビジネスを行なっている総合旅行産業の視点から、観光産業の特徴と課題、今後の方向について一緒に考えて理解する。<BR>※※本科目は、「COC+ツーリズムコース専門科目」である。
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<到達目標>
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・観光ビジネス全般や観光経営の特徴や課題、展開について理解し、基礎的な専門知識を用いて説明できる<BR>・各種情報の収集、および編集・分析方法を理解し、発表、メモ、レポートなど適確なアウトプットが作成できる。
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<授業の方法>
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・観光産業界出身の担当教員によるレクチャー<BR>・観光産業の現場で活躍されているゲストや専門家とのコラボレーション授業<BR>・学生によるディスカッション、グループリサーチ、プレゼンテーション<BR>
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 25 % | レポート | 2 | 試験:中間期 | 25 % | レポート | 3 | 受講態度 | 25 % | 事前学習、リアクションペーパー、授業への貢献 | 4 | 発表/表現等 | 25 % | 授業内でのグループワークでの発表、プレゼンテーション |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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・AL.PBLなど一方的な講義だけではなく、学生参加型の授業を中心に行います。<BR>・各自での事前学習や授業時間以外でのグループワークの時間が必要となります。<BR>・授業の効果的な進行やゲストのスケジュールの関係で授業の順番や内容を変更する場合があります。
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<テキスト>
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- 立教大学観光学部旅行産業研究会 編著, 旅行産業論, 公益財団法人 日本交通公社, ISBN:978-4-902927-81-8
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第1講 イントロダクション<BR>第2講 日本の旅行業の変遷と旅行業法<BR>第3講 マーケットの変遷(国内旅行、海外旅行) <BR>第4講 グローバルでのツーリズムの潮流とインバウンドの動向<BR>第5請 観光産業とICT、成長するOTA<BR>第6講 旅行会社のビジネス展開1(BtoC)<BR>第7講 旅行会社のビジネス展開2(BtoB) ★<BR>第8講 中間まとめ <BR>第9講 MICEビジネス1<BR>第10講 MICEビジネス2<BR>第11講 着地型観光と地域交流ビジネス<BR>第12講 DMOとDMC<BR>第13講 日本の旅行会社のグローバル展開<BR>第13講 旅行産業の新たなビジネスモデルと事業戦略 ★<BR>第14講 今後の旅行産業の展開 <BR>第15講 まとめ<BR>(★はゲストとのコラボレーション授業を予定)<BR><BR>※なお、授業の内容や順番、構成はゲストのスケジュール等で変更となる場合があります。
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