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授業科目名 財政学
時間割番号 LSS213
担当教員名 門野 圭司
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
経費や租税、予算、社会保障などの財政の仕組みや機能、歴史や国際比較など、財政に関する基本的な事柄を学ぶことを通じて、われわれが社会において生産や生活を営むうえで財政が不可欠な役割を担っていることを理解する。その際、財政に関わる制度や財政理論に関する知識も学習する。
<到達目標>
財政に関わる制度や財政理論に関する知識を学習するとともに、財政現象に対する理解をより深めるために必要な情報の収集能力や財政データの分析能力を身につけることを履修目標とする。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %財政の仕組みについての理解力、および論理的な思考能力 
2受講態度 30  %講義内容についての理解度を測るためのリアクション・ペーパーの提出 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 諸富徹・門野圭司, 地方財政システム論, 有斐閣, ISBN:4641183597
  2. 門野圭司, 公共投資改革の研究, 有斐閣, ISBN:4641163316
<授業計画の概要>
第1回:財政と財政学<BR> 財政現象と財政学との関わりについて学習する。<BR>第2回:予算と財政民主主義<BR> 予算編成プロセスについて学習するとともに、予算編成と財政民主主義との関連について理解する。<BR>第3回:経費と政府の役割<BR> 政府支出の全体像を学習するとともに、現代社会における政府の役割について理解する。<BR>第4回:公共投資論<BR> 経費論の各論としての公共投資論について学習する。<BR>第5回:社会保障論(その1)<BR> 経費論の各論としての社会保障論(年金と医療・介護)について学習する。<BR>第6回:社会保障論(その2)<BR> 経費論の各論としての社会保障論(雇用と教育・子育て)について学習する。<BR>第7回:租税論(その1)<BR> 租税の全体像および租税論の各論としての個人所得税について学習する。<BR>第8回:租税論(その2)<BR> 租税論の各論としての法人所得税について学習する。<BR>第9回: 租税論(その3)<BR> 租税論の各論としての消費税と相続税について学習する。<BR>第10回:公債と公債管理政策<BR> 政府の資金調達手段の1つとしての公債の役割と公債管理政策のあり方について学習する。<BR>第11回:現代財政の形成過程と日本の財政<BR> 戦間期から現代までの先進各国の財政の特徴および日本財政の特質について学習する。<BR>第12回:グローバリゼーションと福祉国家<BR> グローバリゼーションと福祉国家財政との関連について学習する。<BR>第13回:プライヴァタイゼーションと福祉国家<BR>プライヴァタイゼーションと福祉国家財政との関連について学習する。<BR>第14回:日本の公共部門改革<BR> 1980年代以降の日本における公共部門改革の動きについて学習する。<BR>第15回:まとめと評価<BR> 講義全体のまとめとともに学習の到達度について確認する。