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授業科目名 食品保蔵学
時間割番号 LFS314
担当教員名 三木 健夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
食品は生産・加工されたのち、消費者に届くまでに時間がかか<BR>るものであり、腐敗や酸化など、様々な問題が生じる。これら<BR>の問題は、成分の変化に起因するため、食品の種類により対応<BR>方法は様々である。食品保蔵学では,食品の変化・変質につい<BR>て概観し,そのメカニズムについて学んだ後,食品の悪変を防<BR>止し,安全に保持する為の理論・技術について学ぶ。
<到達目標>
1)食品の経時的な成分変化について説明できる。<BR>2)食品の成分変化と物質の反応を関係づけることができる。<BR>3)食品の悪変を防止する技術について理解する。
<授業の方法>
講義を中心に進める。講義の理解度を測るため小テストを行う場合もある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %講義内容の理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。 
2受講態度 40  %講義内容の基本的理解度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 海老原清,関川三男,大槻耕三, 食品保蔵・加工学, 講談社サイエンティフィク, ISBN:978-4-06-155344-6
<授業計画の概要>
第1回:食品の変化要因を理解する(1)(水分活性,pH等)<BR>第2回:食品の変化要因を理解する(2)(温度,酸素等)<BR>第3回:食品の変化要因を理解する(3)(光酸化,その他)<BR>第4回:食品成分の変質について理解する(1)(タンパク質の変性等)<BR>第5回:食品成分の変質について理解する(2)(脂質の変化等)<BR>第6回:食品成分の変質について理解する(3)(微生物による変質等)<BR>第7回:食品成分の変質について理解する(4)(デンプンの老化)<BR>第8回:食品成分の変質について理解する(5)(酵素反応,非酵素的褐変反応)<BR>第9回:食品成分の変質について理解する(6)(微生物による食中毒等)<BR>第10回:保蔵の原理と手法を学ぶ(1)(水分,温度管理等)<BR>第11回:保蔵の原理と手法を学ぶ(2)(pH制御技術等)<BR>第12回:保蔵の原理と手法を学ぶ(3)(燻煙,殺菌技術等)<BR>第13回:保蔵の原理と手法を学ぶ(4)(食品添加物による静菌技術等)<BR>第14回:保蔵の原理と手法を学ぶ(5)(コールドチェーン等)<BR>第15回:評価:総括・まとめ