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授業科目名
分娩期 助産診断・技術学
担当教員
小林 康江
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H007244 2 4 通期
[学習目標]
分娩期における助産の判断・実践に必要な基本的知識を習得する。
[授業計画
授業は3月のECEの事例をもとにすすめる討議形式とする。<BR>授業のファシリテータは教員が行う。<BR>1.分娩開始の診断	<BR>2.分娩経過中の診断(1)−陣痛、娩出力	<BR>3.分娩経過中の診断(2)−娩出物	小林<BR>4.分娩経過中の診断(3)−3要素とフリードマン曲線<BR>5.分娩経過中の診断(4)−胎児・産婦の状態、ニーズのモニタリング<BR>6.分娩経過中の診断(5)−分娩進行の判断(3P、4P、5P)	<BR>7.判断に基づく分娩の方針−リスク回避のケア計画、パルトグラムを用いた助産計画と評価<BR>8.分娩介助の診断・分娩第3・4期の診断<BR>9.前期破水の管理	<BR>10.微弱陣痛の管理	<BR>11.分娩誘発・促進の管理	<BR>12.回旋異常の管理 	<BR>14.正常範囲を超える出血への管理	<BR>14.予想よりはやい進行・遅い進行	<BR>15.ケースレポートのまとめ方
[到達目標]
A. 知識<BR>1) 分娩経過中の臨床判断に必要な視点と、含まれる情報が説明できる。<BR>2) 分娩経過を判断する情報収集の方法が説明できる。<BR>B. 技術<BR>1) 分娩の経過の判断に必要な情報収集ができる。<BR>C. 態度<BR>1) 自己管理の能力:自らを律して行動できる<BR>2) チームワーク、リーダーシップ:他者と協調・協働して行動できる。他者に方向性を示し、目標の実現のために力を集めることができる<BR>3) 倫理観:自己の良心や社会の規範やルールに則って行動できる。<BR>4) 専門職としての社会的責任:助産学生としての意識を持ち、社会の発展のために将来助産師として積極的に関与できる力を養う。<BR>5) 生涯学習力:卒後も自律・自立して学習できる力を養う。<BR>◆到達目標 <BR>本科目終了後には、臨床判断に必要な情報収集の視点や情報、さらに基礎的な技術の獲得ができているでしょう。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %知識の獲得状況,授業理解力 
2受講態度 30  %討議における積極的参加,日常学習努力,自発的学習 
[教科書]
  1. 我部屋山キヨ子, 助産学講座7 助産診断・技術学2(2) 分娩期・産褥期, 医学書院, ISBN:978-4-260-01572-1
  2. 荒木勤, 最新産科学 正常編, 文, ISBN:978-4-8306-3119-1
  3. 荒木勤, 最新産科学 異常編, 文光堂, ISBN:978-4-8306-3120-7
  4. 武谷雄二他, プリンシプル産科婦人科学 2 産科編, メディカルビュー社, ISBN:978-4-7583-1220-2
[参考書]
(未登録)