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授業科目名
助産学概論
担当教員
小林 康江
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H007203 1 3 前期
[学習目標]
助産の概念をもとに、倫理、法規、母子保健施策における助産師の役割について理解する。また、助産実践の基礎となるコミニュケーション能力を身につける。本科目終了時には、助産師と母子保健のあり方について考えることができるようになっているでしょう。そしてこれらに近づくように取り組んで頂きたい。
[授業計画
1.助産の概念と歴史,助産の定義<BR>2.助産師の倫理<BR>3.助産業務と法制度<BR>4.母子保健と助産師<BR>5.これからの助産師の活動<BR>6.助産師の働き方の実際<BR>7.助産師に求められるコミュニケーション能力(松尾邦功先生)      <BR>8.    同上
[到達目標]
・日本や山梨で活動する助産師の現状を理解を通して、助産師が地域ケアに貢献する方法を説明できる。<BR>・母子保健施策における医師、看護師、保健師と助産師の連携について説明できる。<BR>・コミニュケーション・スキルとして、動機づけ面接法の基本を習得し演習で実践できる。<BR>SBO<BR>A.知識<BR>1) 助産の定義(保健師助産師看護師法,ICM,WHO)を説明できる。<BR>2) わが国の助産婦業務に関連した法規の種類と内容を説明できる。<BR>3) 世界の助産婦の活動を歴史的ならびに現状を説明できる。<BR>4) 母子保健に動向と諸制度の概略を説明できる。<BR>5) 動機づけ面接法の基本的な考え方を説明できる。<BR>B.態度<BR>1) 高い職業倫理に基づいて役割行動を果たす準備ができる。<BR>2) 国際的な視野をもった助産業務を指向する。助産師の役割と業務範囲について日本ならびに諸外国の実態を明らかにし、助産師の責務と役割について総合的な視点から理解を深める。<BR>C.技術<BR>1) 動機づけ面接法の聞き返しを演習で実践できる。<BR>  
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 80  %課題レポート3題の合計。テーマとの一貫性、伝えるための工夫、自己の意見の明確化、文献引用の適切性 
2受講態度 20  %授業中の発言、討議への参加度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 我部山キヨ子編, 助産学講座1 基礎助産学(1) 助産学概論, 医学書院, ISBN:978-4-260-00547-0