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      授業科目名
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      山地保全学特論
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      時間割番号
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      GLS537
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     担当教員名
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      平松 晋也(山岳信)/小野 裕(山岳信)/福山泰治郎(山岳信)
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      開講学期・曜日・時限
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      前期・月・II
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      単位数
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      2
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      <対象学生>
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      (未登録)
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      <授業の目的および概要>
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      土砂の生産域である荒廃山地や渓流の地質的・地形的特徴について知り,山地域で生じる土砂生産現象のメカニズムや流出してくる土砂の挙動について,土質力学や土砂水理学の基礎的知識を習得することにより理解を深める。さらに,土砂災害対策の考え方や自然環境保全をも視野に入れた今後の砂防事業の望ましいあり方についても考察する。また,必要に応じ適宜,社会で活躍されている治山・砂防関係の技術者に講師を依頼し,地域が抱えている課題や課題解決への取り組みについて紹介してもらう。
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      <到達目標>
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      山岳地域で行われる砂防事業の役割や貢献について理解することにより,より豊かな人間社会の構築に貢献できる知識と技術を修得する。そして,山岳地域で生じる種々の土砂移動現象や災害に対して,学生自ら問題点や課題を探り出し,自らの力で解決していこうとする姿勢や高い技術力・研究能力を修得する。さらに,授業を通して,直面する問題に的確に向き合い,これを解決する高度な能力を修得する。
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      <授業の方法>
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      土砂の生産域である荒廃山地や渓流の地質的・地形的特徴について知り,山地域で生じる土砂生産現象のメカニズムや流出してくる土砂の挙動について,土質力学や土砂水理学の基礎的知識を習得することにより理解を深める。さらに,土砂災害対策の考え方や自然環境保全をも視野に入れた今後の砂防事業の望ましいあり方についても考察する。また,必要に応じ適宜,社会で活躍されている治山・砂防関係の技術者に講師を依頼し,地域が抱えている課題や課題解決への取り組みについて紹介してもらう。
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      <成績評価の方法>
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      | No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 | 
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 | 1 | 試験:期末期  | 25  % | 授業への積極的な取り組み(姿勢)や講義中に実施する演習形式での論議,及び授業後に作成したレポートや定期試験の結果を基に評価する。 総合得点が90点以上を秀,80〜89点を優,70〜79点を良,60〜69点を可,59点以下を不可とする。  |  | 2 | 小テスト/レポート  | 25  % | 授業への積極的な取り組み(姿勢)や講義中に実施する演習形式での論議,及び授業後に作成したレポートや定期試験の結果を基に評価する。 総合得点が90点以上を秀,80〜89点を優,70〜79点を良,60〜69点を可,59点以下を不可とする。  |  | 3 | 受講態度  | 25  % | 授業への積極的な取り組み(姿勢)や講義中に実施する演習形式での論議,及び授業後に作成したレポートや定期試験の結果を基に評価する。 総合得点が90点以上を秀,80〜89点を優,70〜79点を良,60〜69点を可,59点以下を不可とする。  |  | 4 | 発表/表現等  | 25  % | 授業への積極的な取り組み(姿勢)や講義中に実施する演習形式での論議,及び授業後に作成したレポートや定期試験の結果を基に評価する。 総合得点が90点以上を秀,80〜89点を優,70〜79点を良,60〜69点を可,59点以下を不可とする。  |   
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      <受講に際して・学生へのメッセージ>
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      【重要】授業内容や成績評価の方法、日程等については変更の可能性があります。最新の情報については、開講大学のシラバスまたは講義担当教員に問い合わせて確認してください。<BR><BR><BR>履修上の注意	 週末などを利用して積極的に山地域や河川を訪れ,山岳地域の自然にふれることで山岳地域の現状や山地保全の必要性を体感し,自分なりに検証し,解決策を見出そうとする取り組みの姿勢が重要です。<BR>質問,相談への対応	 質問や相談は,講義終了後を原則としますが,適時,研究室及びメールでも受け付けます。<BR> 場所:森林棟2F流域保全学研究室<BR> メールアドレス:shira@shinshu-u.ac.jp <BR>学生へのメッセージ	 週末などを利用して積極的に山地域や河川を訪れ,砂防施設にふれることで砂防計画(対策)の実際を体験的に検証し,自分なりに評価してみることが重要です。<BR>【教科書】	適時,参考となる関連論文などのプリントを配布して講義を進める。<BR>【参考書】	特になし
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      <テキスト>
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      (未登録)
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      <参考書>
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      (未登録)
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      <授業計画の概要>
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      第1回:山岳地域に対して砂防事業を実施していく上での問題点や今後の課題(平松)<BR>第2回:激変する社会情勢や多様化する国民のニーズに呼応した砂防事業(平松)<BR>第3回:近年発生した土砂災害所事例紹介(福山)<BR>第4回:中山間地域で発生する土砂移動現象や災害の実態と課題の抽出(平松)<BR>第5回:中山間地域での土砂災害対策のあり方(平松)<BR>第6回:崩壊・地すべりの発生メカニズム(平松)<BR>第7回:土石流の発生メカニズム(福山)<BR>第8回:土壌侵食の発達過程とメカニズム(小野)<BR>第9回:土砂災害対策:ハード対策(小野)<BR>第10回:土砂災害対策:ソフト対策(福山)<BR>第11回:森林の多目的機能(小野)<BR>第12回:土砂移動に対する森林の直接的効果(平松)<BR>第13回:土砂移動に対する森林の間接的効果(平松)<BR>第14回:森林を利・活用した土砂災害対策のあり方(平松)<BR>第15回:中山間地域を対象とした治山・砂防計画の行方(平松)<BR>定期試験
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