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授業科目名 山岳地質学
時間割番号 GLS533
担当教員名 八木 勇治(山岳筑)/久田健一郎(山岳筑)/荒川 洋二(山岳筑)/林 謙一郎(山岳筑)
開講学期・曜日・時限 後期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
山岳に関する、変動メカニズム、地震や火山活動等の自然変動、地質学的な特徴と物質循環、地質資源や火山岩の講義を行う。
<到達目標>
人材育成目標である「山岳域における自然変動・人間活動に伴う地圏・水圏、生態系、自然資源に関する課題の解決に貢献できる人材を育成する」を達成するために、山岳域における自然変動や自然資源に関する講義を行う。<BR><BR>山岳がどのように形成されたのか、地質学的にどのような特徴がありどのような地質資源が存在するのか、また、山岳地域の地震や火山現象、これらの概略について理解することを目的とする。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %出席(50点)、レポート(50点) 
2受講態度 50  %出席(50点)、レポート(50点) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
【重要】授業内容や成績評価の方法、日程等については変更の可能性があります。最新の情報については、開講大学のシラバスまたは講義担当教員に問い合わせて確認してください。<BR><BR>授業外における学習方法:教科書を参考に学習をする。<BR><BR>教科書<BR><BR>1. 指田・他,地球進化学(地球学シリーズ2)<BR><BR>欠席の場合の措置:特別な措置は行わない
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
(1) プレートテクトニクス概説 (八木) 地球の変動パターンとそのメカニズムについて講義する。 <BR>(2) プレート収束帯のテクトニクス (八木) 山岳形成の原因であるプレート収束帯のテクトニクスについて講義する。 <BR>(3) 山岳地域で発生する地震 (八木) 日本や世界の山岳地域で発生する地震のメカニズムとその特徴について講義する。 <BR>(4) 日本の地質概説 (久田) 国土の7割を占める山岳国日本を理解するためには、その発達史を理解することが不可欠である。本講では日本列島の発達史ついてその概要を講義する。 <BR>(5) .世界の造山帯 (久田) ヒマラヤ山脈やザグロス山脈など世界の造山帯について、日本列島と比較しながら、衝突型造山運動を紹介する。 <BR>(6) 中部山岳における地質学的物質循環 (久田) 四万十帯に位置する中部山岳はヒマラヤ山脈に匹敵する上昇続けているといわれる。中部山岳における地質現象を物質循環の側面から講義する。 <BR>(7) 山岳地域の火山岩 (1) (荒川) 海洋地域の火山と山岳地域の火山の特徴と違いについて具体例とともに解説する。 <BR>(8) 山岳地域の火山岩 (2) (荒川) 山岳地域の火山について、そのマグマの起源や形成メカニズムについて、日本の火山を例を中心に講義する。 <BR>(9) 山岳地域の地質資源(1) (林) 島弧における深成岩活動と熱水系の形成および斑岩型鉱床の形成について講義する。 <BR>(10) 山岳地域の地質資源(2) (林) 火山の周辺に形成される熱水系と浅熱水性鉱化作用について講義する。