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授業科目名 菌類共生科学特論
時間割番号 GLS521
担当教員名 福田 正樹(山岳信)/山田 明義(山岳信)
開講学期・曜日・時限 前期・水・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
菌類と菌類を含む他の生物群との共生関係を、双方が利益を得る状態(相利共生)から片方が利益を得てもう片方が被害を受ける状態(寄生)まで幅広く解説する。さらに、菌類共生科学の知見に基づく菌類生産への応用について論議する。
<到達目標>
本講義では、菌類の生理・生態や遺伝の知識を基盤として、菌類と菌類を含む他の生物群との共生(相利共生、片利共生、片害共生および寄生)関係を解説し、菌類の生態系における役割や意義についての知識を深めるとともに、菌類共生科学の知見を菌類の培養・栽培技術へ応用でき能力を身に付ける。
<授業の方法>
菌類と菌類を含む他の生物群との共生関係を、双方が利益を得る状態(相利共生)から片方が利益を得てもう片方が被害を受ける状態(寄生)まで幅広く解説する。さらに、菌類共生科学の知見に基づく菌類生産への応用について論議する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %レポート(4割) 中間および期末試験(6割) 総合得点が90点以上を秀、80-89点を優、70-79点を良、60-69点を可、60点未満を不可と評価する。 
2試験:中間期 30  %レポート(4割) 中間および期末試験(6割) 総合得点が90点以上を秀、80-89点を優、70-79点を良、60-69点を可、60点未満を不可と評価する。 
3小テスト/レポート 40  %レポート(4割) 中間および期末試験(6割) 総合得点が90点以上を秀、80-89点を優、70-79点を良、60-69点を可、60点未満を不可と評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
【重要】授業内容や成績評価の方法、日程等については変更の可能性があります。最新の情報については、開講大学のシラバスまたは講義担当教員に問い合わせて確認してください。<BR><BR>質問,相談への対応 授業時間内に対応します。<BR>授業時間外にも適宜対応します。<BR>連絡先<BR>福田 Tel: 0265-77-1621、E-mail: mf0130y@shinshu-u.ac.jp<BR>山田 Tel: 0265-77-1631、E-mail: akiyosh@shinshu-u.ac.jp<BR>学生へのメッセージ  <BR>【教科書】 適宜資料を配付する<BR>【参考書】 特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:菌根研究の歴史(担当 山田)<BR>第2回:真菌類の進化と植物の陸上進出(担当 山田)<BR>第3回:菌根共生の進化(担当 山田)<BR>第4回:菌根共生の物質輸送:C, N, Pの輸送系(担当 山田)<BR>第5回:菌根共生の物質輸送:無葉緑植物の菌根システム(担当 山田)<BR>第6回:地球環境と菌根菌(担当 山田)<BR>第7回:菌根性きのこの栽培(担当 山田)<BR>第8回:中間試験とまとめ(担当 山田)<BR>第9回:植物寄生菌の種類と生態(担当 福田)<BR>第10回:植物寄生菌の生活環(担当 福田)<BR>第11回;腐生植物と菌類(担当 福田)<BR>第12回:菌類種間の共生(担当 福田)<BR>第13回:担子菌と子嚢菌の相互作用(1)胞子発芽に及ぼす影響(担当 福田)<BR>第14回:担子菌と子嚢菌の相互作用(2)菌糸生育に及ぼす影響(担当 福田)<BR>第15回:担子菌と子嚢菌の相互作用(3)子実体形成に及ぼす影響(担当 福田)<BR>第16回:期末試験(担当 福田)