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授業科目名 フィールド安全管理学
時間割番号 GLS501
担当教員名 池田 敦(山岳筑)
開講学期・曜日・時限 前期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
都市救急の適用外にある山地におけるフィールドワークでは,リスクの適切な予見・排除にくわえ,万が一の事故時に居合わせたメンバーが対応できる能力を身に付けていることが求められる。そこで,事故時の外傷や環境等の評価・処置スキル,ストレス環境下での論理的思考,現実的な避難スキルを,講義と実習によって学ぶ。
<到達目標>
山岳域における様々な課題の解決に向けたフィールドワーク能力の向上に関連する。<BR>野外救急法の基礎を学習し、フィールドにおける安全管理、事故予防、緊急時対応について理解する。
<授業の方法>
講義及び実習・実験・実技<BR>筑波大学構内で実施<BR>非常勤講師による(世話人:池田 敦) 上限人数:30名(受講者多数の場合,山岳科学学位プログラム在籍者が優先される)<BR>受講者のうち、希望する者は下記の資格(有料)を取得できる。<BR>資格:Wilderness First Aid<BR>(通信手段があり、その日のうちにレスキューが来る場のファーストエイドの国際資格)<BR>公認料:2200円<BR>有効期間:受講者の成績に応じて1年から3年
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 100  %シミュレーションにおける救助者役のスキルを以下の観点で評価する。 1)適切な傷病者評価システム 2)適切なSOAPノートの作成 3)適切な処置計画、避難計画の同定 シミュレーションの救助者役を一度も行わないと単位は認定できません。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
【重要】授業内容や成績評価の方法、日程等については変更の可能性があります。最新の情報については、開講大学のシラバスまたは講義担当教員に問い合わせて確認してください。<BR><BR>オフィスアワー<BR><BR>事前連絡をしてから訪問すること。<BR>総A201 aikeda at geoenv.tsukuba.ac.jp
<テキスト>
  1. 野外救急法ハンドブックデジタル第2.1版,
    (http://www.wildmedcenter.com/print--digital-books.html より事前に購入($20)し、スマートフォン、タブレット、ノートPCのいずれかに入れて持参すること。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
(1) 前半:野外救急法を取り巻く背景、傷病者の処置の基礎、主要三器系(神経/呼吸/循環)の外傷<BR>後半:一次救命処置 <BR>(2) 前半:SOAPノートの書き方、全身検査、バイタルチェック、脊椎評価、シミュレーション<BR>後半:四肢の外傷、固定法、創の処置、シミュレーション <BR>(3) 前半:環境による問題、シミュレーション<BR>後半:シミュレーション、疾病による問題、アレルギー