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授業科目名 環境生理学特論
時間割番号 GLR581
担当教員名 小山 勝弘
開講学期・曜日・時限 後期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
山梨大学大学院医工農学総合教育部修士課程,山岳科学特別教育プログラム専攻院生
<授業の目的および概要>
山岳域における独特の環境要因によって生じる生体の応答メカニズムを理解し,専門的知識を元に的確に判断し行動することができる.
<到達目標>
山岳域の環境の特殊性を的確に記述できるかをレポートによって評価する.また環境条件に応じた安全で的確な行動を,得られた専門的知識を組み合わせて,ディスカッションを通して導き出せるかを評価する
<授業の方法>
・事前学習を必須とする<BR>・輪番制のプレゼンテーションとディスカッションによる演習形式で授業を進める
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %事前学習と授業を通した学びを元に,発展的な考察を論理的に記述できるかを評価する 
2発表/表現等 50  %専門的知識を元にした課題発見,その解決のための論理的思考を適切に提示できているかを評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小山勝弘、安藤大輔 編著, 「運動生理学」生理学の基礎から疾病予防まで, 三共出版, ISBN:978-4782706879
<授業計画の概要>
1 オリエンテーション 山岳環境の特異性<BR>2 恒常性維持の生理学的機構(自律神経系と内分泌系)<BR>3 低酸素環境への生体応答1(呼吸器系と体液調節系)<BR>4 低酸素環境への生体応答2(循環器系と体液調節系)<BR>5 低酸素環境への生体適応(運動との関連)<BR>6 暑熱環境と生体応答・適応1(ヒトの熱放散システム)<BR>7 暑熱環境と生体応答・適応2(汗腺等)<BR>8 寒冷環境と生体応答・適応1(ヒトの熱産生システム)<BR>9 寒冷環境と生体応答・適応1(非震え熱産生と蓄熱)<BR>10 風,湿度,気温の変化と生体応答<BR>11 低圧環境と生体応答・適応<BR>12 高圧環境と生体応答・適応<BR>13 紫外線と生体応答・適応<BR>14 重力・無重力環境と生体応答・適応 <BR>15 まとめと総括