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授業科目名 防災教育特論
時間割番号 GLR579
担当教員名 尾藤 章雄
開講学期・曜日・時限 前期・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
山梨大学に所属する山岳プログラム受講学生
<授業の目的および概要>
山間集落における生活環境や人間関係などを踏まえて、異常気象や大地震による自然災害に対応して、どのような有効な対応を取り得るのかについて、今までの調査研究の成果や、一部の野外実習を通して学び、住民の防災意識を高めるための方策について考える。
<到達目標>
山間集落に起きうるあらゆる災害を想定して、住民への啓発活動、避難訓練などをどのようにアレンジしていくかを、地方自治体に向けて、あるいは住民に向けて具体的に提案できるようになる。
<授業の方法>
山間集落の持つ固有の地域性について、従来の地理学的な知見からの研究成果を講義等により教授した後、山梨県の丹波山村、早川町を主たるフィールドとして野外実習を行う。<BR>地域での調査や住民との話し合いの中から地域性を把握し、各地域住民に見合った防災意識向上のための手法について考察し、住民向けに実際に提案を試みる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %野外実習における最終レポートの内容を評価する。 
2受講態度 30  %フィールドにおける調査内容、とりまとめの適切性について評価する。 
3発表/表現等 30  %最終提案の内容を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
一部は集中講義の形でフィールドワークを行うので、野外での活動をいとわない学生の受講を望みます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1限 防災の意義と定義<BR>2限 我が国の防災教育<BR>3限 同上<BR>4限 山間集落の地域性(1)<BR>5限 山間集落の地域性(2)<BR>6限 山間集落の地域性(3)<BR>7−14限 山間集落の野外実習<BR>15限 地域住民への防災面からの提言