授業科目名	観光資源マネジメント特論
時間割番号	GLR549
担当教員名	菊地　淑人
開講学期・曜日・時限	前期・木・IV	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的および概要＞
地域が自らの自然資源や文化資源の価値を認識し、それを活かした地域づくりへと展開することは、多様性をもった持続可能な社会の形成にとって重要な観点である。本講義では、関連する諸政策との関係性や地域における実践などの多角的な検討を通じて、地域資源の掘り起こしとマネジメント（保全・活用）の在り方について議論する。
＜到達目標＞
・地域資源の掘り起こしやマネジメント手法に関する理解の向上。<BR>・地域資源の活用を通じた地域づくり・観光地づくりについて、地域における社会的課題を踏まえて、具体的かつ俯瞰的に提案できる能力の習得。
＜授業の方法＞
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  30  % 事例収集の観点及び分析・考察の論理性・妥当性について評価する。  2 発表／表現等  70  % 発表における観点・分析・考察の論理性・妥当性について評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
地域づくり、観光等に関する基本的な知識を有することが望ましい。
＜テキスト＞
特に指定しない
＜参考書＞
日本建築学会, 未来の景を育てる挑戦地域づくりと文化的景観の保全, 技報堂出版, ISBN:978-4765525534 西村幸夫、野澤康, まちを読み解く景観・歴史・地域づくり, 朝倉書店, ISBN:978-4254266467 宗田好史, なぜイタリアの村は美しく元気なのか：市民のスロー志向に応えた農村の選択, 学芸出版社, ISBN:978-4761525361 その他、受講者の関心に応じて適宜紹介する
＜授業計画の概要＞
1　ガイダンス／地域資源と地域づくり<BR>2　社会の変化と地域資源への着目<BR>3　地域資源を取り巻く国際的施策<BR>4　地域資源を取り巻く国内の施策<BR>5　地域資源の再認識（１）<BR>6　地域資源の再認識（２）<BR>7&#12316;8　地域資源の掘り起こしに関する事例分析とディスカッション<BR>9　地域資源の活用と地域づくり<BR>10　地域資源と観光地域づくり（１）<BR>11　地域資源と観光地域づくり（２）<BR>12&#12316;14　地域資源の活用・地域づくりに関する事例分析とディスカッション<BR>15　まとめ<BR>※受講者の理解・関心等により一部変更する場合がある。