|
授業科目名
|
地域公共政策演習
|
|
時間割番号
|
GLR535
|
|
担当教員名
|
門野 圭司
|
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・金・I
|
単位数
|
2
|
|
＜対象学生＞
|
|
(未登録)
|
|
＜授業の目的および概要＞
|
|
持続可能な発展と公共政策との関わりについて論じた著書をテキストに用いて輪読を行なう。テキストの読解や履修者間でのディスカッションを通じて、持続可能な発展と公共政策との関係についての理解を深める。また、地方財政論や地域経済論に関する参考書を必要に応じて利用し、経済構造や産業構造の地域的特質を把握するための方法や、地域振興策を支える行財政システムについての理解にも努める。
|
|
＜到達目標＞
|
|
各回の報告者は、各トピックについてのテキスト理解を前提に、また、授業で紹介する参考文献も適宜活用して、具体的事例を交えた論点提示を行なう。さらに、履修者間でのディスカッションを繰り返すことによって、地域の持続的発展の実現に資する公共政策のあり方について考察するために必要な知識やスキルの習得を目指す。
|
|
＜授業の方法＞
|
|
各回の報告者は、各トピックについてのテキスト理解の内容について要約をレジュメにまとめる。また、授業で紹介する参考文献も適宜活用して、具体的事例を交えたディスカッション・トピックを提示する。報告者から提示されたディスカッション・トピックに基づき、履修者間で討論を行なう。
|
|
＜成績評価の方法＞
|
| No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
|---|
| 1 | 小テスト／レポート | 30 % | レジュメ作成における内容要約やポイント抽出の的確さを評価する。 | | 2 | 発表／表現等 | 70 % | 討論における発言内容（論点整理の的確性、論理の明晰性、根拠の妥当性など）を評価する。 |
|
|
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
|
|
(未登録)
|
|
＜テキスト＞
|
- アマルティア・セン, 自由と経済開発, 日本経済新聞社, ISBN:4532148294
|
|
＜参考書＞
|
- デヴィッド・スタックラー、サンジェイ・バス, 経済政策で人は死ぬか？, 草思社, ISBN:4794220863
- 諸富徹、門野圭司, 地方財政システム論, 有斐閣, ISBN:4641183597
- 中村剛冶郎, 基本ケースで学ぶ地域経済学, 有斐閣, ISBN:4641183546
|
|
＜授業計画の概要＞
|
|
第１回 イントロダクション（参考文献の解説を含む）および報告担当者の割り当て<BR>第２回 序章（自由としての開発）についての内容報告およびディスカッション<BR>第３回 第１章（自由についての見解）についての内容報告およびディスカッション<BR>第４回 第２章（開発の目的と手段）についての内容報告およびディスカッション<BR>第５回 第３章（自由と正義の基礎）についての内容報告およびディスカッション<BR>第６回 第４章（潜在能力の欠如としての貧困）についての内容報告およびディスカッション<BR>第７回 第５章（市場、国家、社会的機会）についての内容報告およびディスカッション<BR>第８回 第６章（民主主義の重要性）についての内容報告およびディスカッション<BR>第９回 第７章（飢饉、その他の危機）についての内容報告およびディスカッション<BR>第10回 第８章（女性の能動的な力と社会変化）についての内容報告およびディスカッション<BR>第11回 第９章（人口、食料、自由）についての内容報告およびディスカッション<BR>第12回 第10章（文化と人権）についての内容報告およびディスカッション<BR>第13回 第11章（社会的選択と個人の行動）についての内容報告およびディスカッション<BR>第14回 第12章（社会的目標としての個人の自由）についての内容報告およびディスカッション<BR>第15回 総合討論
|
