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授業科目名 資源循環型食料生産特論
時間割番号 GLR509
担当教員名 矢野 美紀
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
1年次生
<授業の目的および概要>
作物の生長は、作物と物質循環を共有する様々な生物の生長・繁殖によって維持される。このことを理解し、作物に好適な生態系や物質循環を構築する方法を学ぶ。また、農作物生産における各種有機物資源の利用の具体的な事例を通して、農地の内外における人間活動と環境との調和を包括的に捉える力を養う。
<到達目標>
作物と様々な生物との相互作用を理解し、作物の生長と、作物と物質循環を共有する様々な生物の生長・繁殖を同時に捉えられるようになる。様々な人間活動と環境との調和のあり方を包括的に考える力が養われる。
<授業の方法>
講義形式で実施する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %講義内容に関するレポートを課し、理解度を評価する 
2発表/表現等 50  %講義内容に関して議論を行い,理解度や論理的思考力を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 特に指定しない
<参考書>
  1. 特に指定しない
<授業計画の概要>
第1回 土壌の成り立ちと土壌の物理性・化学性・生物性<BR>第2回 土壌生産力と有機物、微生物<BR>第3回 共生微生物の様々な働き(1)<BR>第4回 共生微生物の様々な働き(2)<BR>第5回 炭素・窒素循環と生態系<BR>第6回 食料生産の持続性・生産性と炭素・窒素循環<BR>第7回 化学物質と生態系<BR>第8回 食料生産における各種有機物資源の利用(1)畜産・食品廃棄物の利用<BR>第9回 食料生産における各種有機物資源の利用(2)堆肥化について<BR>第10回 食料生産における各種有機物資源の利用(3)植物の利用<BR>第11回 食料生産における各種有機物資源の利用(4)木質資源の利用<BR>第12回 食料生産における各種有機物資源の利用(5)微生物資材の利用<BR>第13回 穀物・豆類の持続的生産<BR>第14回 野菜の持続的生産<BR>第15回 果樹の持続的生産