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授業科目名 代謝栄養学特論
時間割番号 GLB509
担当教員名 望月 和樹
開講学期・曜日・時限 前期・木・III 単位数 2
<対象学生>
バイオサイエンスコース 、食物・ワイン科学コース
<授業の目的および概要>
人間は、食物から栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)を摂取し、各臓器で代謝し生命活動を営んでいる。本講義では、各栄養素の各臓器における代謝を学習した上で、栄養素によるシグナル伝達機構の詳細を理解することを目的とする。
<到達目標>
各栄養素による細胞内シグナル伝達機構および転写調節機構を理解できる。各栄養素の代謝および代謝の臓器間連携を理解できる。これらを通して「栄養素による生命活動維持機構」「環境要因(栄養など)による疾患発症機構」について総合的に考える力をつける。
<授業の方法>
講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %理解度と応用力を評価するために記述式試験を行う。講義内容の基本的理解度を評価する。 
2試験:中間期 30  %小テストにより授業の理解度を評価する。 
3小テスト/レポート 20  %レポートにより授業の理解度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
必要知識:生化学・分子生物学・基礎栄養学の理解
<テキスト>
  1. 特に指定しない
<参考書>
  1. 細胞の分子生物学 第5版, ニュートンプレス社
  2. 転写制御とエピジェネティクス, 南山堂
  3. 分子栄養学〜遺伝子の基礎からわかる (栄養科学イラストレイテッド), 羊土社
<授業計画の概要>
第1回 代謝の概要<BR>第2回 シグナル伝達機構の概要<BR>第3回 転写制御機構の概要<BR>第4回 糖質のシグナル伝達機構<BR>第5回 糖質による転写制御機構<BR>第6回 脂質のシグナル伝達機構<BR>第7回 脂質による転写制御機構<BR>第8回 タンパク質のシグナル伝達機構<BR>第9回 タンパク質による転写制御機構<BR>第10回 ビタミンのシグナル伝達機構<BR>第11回 ビタミンによる転写制御機構<BR>第12回 ミネラルのシグナル伝達機構<BR>第13回 ミネラルによる転写制御機構<BR>第14回 栄養と生活習慣病<BR>第15回 まとめ・総合討論