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授業科目名 解剖・人体生理学I
時間割番号 EEP121
担当教員名 安藤 大輔
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
解剖・人体生理学では、人体の解剖学(構造)と生理学(機能)について学ぶ。解剖・人体生理学?では、特に運動器である骨格系と筋系を中心に論じる。運動器の解剖学と生理学を学ぶことで日常生活や運動・スポーツ時の動きを生み出す仕組みを理解することを目的とする。
<到達目標>
1.専門分野の読解力・文章表現力・口頭発表力の基礎となる解剖学・生理学の専門用語、特に主に骨・筋肉に関連する専門用語を記述できる<BR>2.骨・筋肉に関連するレポート課題により情報収集力・情報選択力及び文章表現力を高める<BR>3.保健体育科領域に関する専門教養を高める
<授業の方法>
多量のスライドを用い、一斉講義形式にて行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %専門分野の読解力・文章表現力・口頭発表力の基礎となる解剖学・生理学の専門用語の定着度を評価する 
2小テスト/レポート 15  %レポート課題により情報収集力・情報選択力及び文章表現力を評価する 
3受講態度 15  %全講義における受講態度を評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
骨・筋肉の名称を一度の学習のみで覚えることは不可能であるため、繰り返し自主学習し、時間をかけて定着させよ。<BR>オフィスアワーは毎週月・火曜日
<テキスト>
  1. エレイン N.マリーブ/著 林正健二/訳 今本喜久子/訳 遠藤健司/訳 大島千佳/訳 小田切陽一/訳, 人体の構造と機能 第4版, 医学書院, ISBN:978-4-260-02055-8
<参考書>
  1. 竹内修二, 好きになる解剖学, 講談社, ISBN:4061534394
  2. 竹内修二, 好きになる解剖学-part2-関節を動かし骨や筋を確かめよう, 講談社, ISBN:4061541609
  3. 目でみる筋力トレーニングの解剖学, 大修館書店, ISBN:4469264911
<授業計画の概要>
1 からだの方向や動きの解剖学用語(逆立ちしたときの,前はどっち,上はどこ)<BR>2 からだの各部の名称<BR>あなたは知っているか「めがしら・たなごころ・ぼんのくぼ・きびす・まなこ・こばな・こむら・ひかがみ」<BR>3 からだの「つくり」と「はたらき」との関係(細胞・組織・器官・器官系)<BR>4 骨の構造,骨の連結,関節の構造<BR>5 ヒトは直立二足歩行することで特徴ある骨格となった(頭頸部・脊柱と胸郭)<BR>6 自由に動く上肢(上肢帯と自由上肢を構成する骨と関節)<BR>7 異常に長く丈夫な,歩くための下肢(下肢帯と自由下肢を構成する骨と関節)<BR>8 骨標本観察とスケッチ<BR>9 骨と関節の生体観察(頭頸部・体幹・上肢・下肢)<BR>10 進化とヒトの骨格(ウマには腰痛がない,ネコには痔がない,イヌは安産)<BR>11 筋の構造と筋収縮機構(身体の動きを生み出す筋)<BR>12 筋の作用と動きの解剖生理(各関節の構造と筋の作用)<BR>13 神経筋協調の絶妙と動くための筋付属器<BR>14 全身の骨格筋とその働き(頭頸部・体幹・上肢・下肢)<BR>15 筋の生体観察と関節を介した動きの観察,エネルギー供給システムの概要