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授業科目名 化学実験II(コンピュ−タ活用を含む。)
時間割番号 EEN215
担当教員名 佃 俊明/森長 久豊
開講学期・曜日・時限 後期・月・III-1-IV-1 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
化学実験Iに引き続いて、有機化学、無機化学、分析化学、物理化学の分野の実験を通して、化学の原理・手法を学ぶ。実験項目としては、有機合成、吸光光度分析、重量分析、反応速度、電気分解、融点・凝固点の測定、クロマトグラフィーによる分離分析等を主な内容としている。実験デ−タの整理・解析にはコンピュ−タ(表計算ソフトおよび図表作成ソフト)を使用する。
<到達目標>
化学実験Iに引き続いて、基礎的な実験を通して実験器具・装置の取り扱いを習得すると同時に、データをまとめて結論を導き出す論理的な思考法を身に付ける。
<授業の方法>
受講生が自ら行う実験を中心にする。実験内容に関する説明、実験を安全に行うための安全教育を事前に実施する。実験終了後、レポートを提出する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %実験の目的を理解して、得られた結果を論理的に考察して結論を導いているか。レポートの提出状況により減点します。 
2受講態度 50  %実験への取り組み姿勢、装置・器具の取り扱い方、合理的な実験の進め方。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
実験科目なので全時間出席が単位修得には原則です。他の実習等による止むを得ない欠席は、グループ分けの必要性がありますので、早めに申告してください。定刻には実験が開始出来るように遅刻をしないようにして下さい。<BR>実験テキストをきちんと読んで、予習して実験に臨んでください。当日初めてテキストを眺めて実験を開始することのないようにしてください。<BR>実験の際には、必ず保護めがね、実験衣を使用してください。
<テキスト>
  1. 丸田銓二朗・山根兵・丸太俊久・佃俊明, 好きになる化学基礎実験, 三共出版, ISBN:9784782707579
<参考書>
  1. マクマリー 有機化学概説, 東京化学同人, ISBN:4807905880
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション<BR>2.基本操作? 溶媒抽出<BR>3.吸光分析法<BR>4.分解電圧の測定とネルンストの式<BR>5.キレート滴定<BR>6.溶解熱の測定<BR>7.メチルオレンジの合成<BR>8.サリチル酸の反応<BR>9.セッケンの合成<BR>10.ポリマーの合成<BR>11.反応速度<BR>12.ガスクロマトグラフィー<BR>13.天然物I 油脂の抽出<BR>14.天然物II 油脂の性質<BR>15. 総括評価:まとめ