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授業科目名 日本語教育実習II
時間割番号 EEJ362
担当教員名 仲本 康一郎
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
日本語教員養成プログラムの選択必修科目です。<BR>3-4年次
<授業の目的および概要>
外国人の児童生徒等に対する日本語学習支援活動をとおして、年少者へ向けた日本語教育実習を行います。
<到達目標>
外国人児童生徒等の学びの場において、日本語指導、教科指導を体験することで、児童生徒に対して基礎的な指導・支援が行えるようになること、また児童生徒に対する学習支援の可能性について主体的に考えられるようになること。
<授業の方法>
週1回下記のような日本語教育実習を行います。<BR>・甲府市の日本語学習センター校の先生方が実施する日本語教室で、教員補佐として授業に参加し、日本語指導や教材作りの手伝いをします。<BR>・外国人の児童生徒等が参加する授業に参加し、子どもたちのそばについて教科学習の補助をします。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %教育実習の内容が毎回具体的に記録されているかどうか。 
2受講態度 40  %日本語教室で日本語指導・教科指導を適切に行っているかどうか。 
3発表/表現等 20  %日本語教育実習での成果が具体的に表現されているかどうか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・本科目を履修するためには、日本語教育概論、日本語教授法Iの単位を修得もしくは受講中であることを原則とします。<BR>・本科目は甲府市の教育委員会と連携して行うものです。受講生は教員として各学校に派遣されます。特別な理由のない限り全ての授業に出席して下さい。<BR>・受講希望者は履修申告にあたり、日本語教育実習IIの事前ガイダンスに必ず参加して下さい。参加のない場合は履修申告はできません。
<テキスト>
  1. 文部省, にほんごをまなぼう, ぎょうせい, ISBN:9784324034620
  2. 国際交流基金, 文字・語彙を教える, ひつじ書房, ISBN:9784894763036
<参考書>
  1. 荒牧重人・榎井 縁・江原裕美 (編), 外国人の子ども白書──権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から, ISBN:9784750344959
  2. 斎藤ひろみ(編著), 外国人児童生徒のための支援ガイドブック, 凡人社, ISBN:9784893587992
  3. 齋藤 ひろみ・池上 摩希子・近田 由紀子(編), 外国人児童生徒の学びを創る授業実践, くろしお出版, ISBN:9784874246627
<授業計画の概要>
1.事前指導1<BR> 外国人児童生徒等教育についての概要説明<BR> 特別の教育課程、山梨県の教育施策、外国人児童生徒受け入れの手引き など<BR>2.事前指導2 <BR> 教育委員会指導主事、日本語指導教員より<BR> 服務規程、日本語指導に関する注意事項の説明<BR>3. 事前指導3 日本語指導のための教材作成<BR> 実習で役立つ日本語教材の作成を行う<BR>4-13.教育実習<BR>・日本語学習センター校で実施される日本語教室で、教員補佐として授業に参加し、日本語指導・教科指導の補助したり、教材作りの手伝いをしたりします。<BR>・外国人児童生徒等が参加する授業に参加し、子どもたちのそばについて教科学習の補助をします。<BR>14.事後指導<BR> 実習の振り返りと意見交換を行います。<BR> 口頭発表、レポート作成<BR>15.総括評価・まとめ