授業科目名
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漢文学演習IA
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時間割番号
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EEJ224A
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担当教員名
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伊崎 孝幸
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開講学期・曜日・時限
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前期・火・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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2年次以上
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<授業の目的および概要>
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中国古典文学における代表的な散文の名手としては、一般に唐宋八大家が知られています。彼らの文章の特徴は、それまでの駢文に見られた修辞的要素をできるだけ排除し、達意を心がけたところにあります。それは清代に至るまで一つの重要な規範として意識され続けました。この演習では、そうした彼らの作品を読みながら、漢文を読解する能力を養成し、更には、そこに通底する思考様式や感性についても深く学んでゆきます。演習Iは、主に韓愈の文章を扱います。
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<到達目標>
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辞書や資料などを用いながら、自身の力で漢文を読む読解力を身につける。
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<授業の方法>
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演習形式
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 受講態度 | 50 % | 授業中の発言やリアクションペーパーの内容などを総合的に評価する。 | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 担当部分について、辞書や資料を用いながら正確にテクストを読むことができるかを見る。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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次に学習する部分を必ず予習してきて下さい。また漢和辞典(紙媒体)を毎回持参するようにして下さい。
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<テキスト>
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- 適宜プリントを配布。
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<参考書>
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- 新字源(改訂新版), 角川書店, ISBN:9784046219664,
(二〇一七年)
- 漢辞海, 三省堂, ISBN:4385140464,
(二〇〇〇年)
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<授業計画の概要>
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第1回 ガイダンス(韓愈についての概説)<BR>第2回 「雑説四首(其四)」1<BR>第3回 「雑説四首(其四)」2<BR>第4回 「答陳商書」1<BR>第5回 「答陳商書」2<BR>第6回 「答陳商書」3<BR>第7回 「答李翊書」1<BR>第8回 「答李翊書」2<BR>第9回 「答李翊書」3<BR>第10回 「祭十二郎文」1<BR>第11回 「祭十二郎文」2<BR>第12回 「祭十二郎文」3<BR>第13回 「祭十二郎文」4<BR>第14回 「祭十二郎文」5<BR>第15回 「祭十二郎文」6
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