授業科目名
|
保育実践演習II
|
時間割番号
|
EEI142
|
担当教員名
|
月下 和恵
|
開講学期・曜日・時限
|
集中・(未登録)・(未登録)
|
単位数
|
1
|
<対象学生>
|
(未登録)
|
<授業の目的および概要>
|
1.パネルシアターの上演を観て、絵本や紙芝居との違いに気づき、その楽しさに関心を持ち、制作への意欲をもつ。<BR><BR>2.作品制作を通じて手づくりの楽しさを実感し、細かな作業や「しかけ」を理解する。<BR><BR>3.発表することで子どもたちとのコミュニケーションの大切さに気づきパネルシアターの演じ方、子どもたちとの一体感の面白さを学ぶ。
|
<到達目標>
|
1.「パネルシアター制作」の基本の作り方を知る。<BR><BR>2.絵の具のぬり方、ふちどりの仕方、切りとり「しかけ」等、細かい作業の過程をしっかり理解する。<BR><BR>3.パネルシアター作品を1作品作ることができる。<BR><BR>4.見ている人の前に立ち演じることができる。<BR><BR>5.脚本に頼らず自分なりのことばをもって見ている側とのコミュニケーションをとりながら演じることができるように努力する。
|
<授業の方法>
|
・パネルシアターを理解するには自分で作って演じるところまで一連の作業をやって初めて理解できるので、実際に制作・実演する。<BR><BR>・制作には細かな道具が必要(別紙に記載)になりその授業に合わせて毎回持参する。<BR><BR>・制作時間、実演の練習時間は授業では充分にとれないのである程度、自宅で作業、また練習してくる必要が生じる。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート | 10 % | 授業を受けての感想文 | 2 | 受講態度 | 10 % | 受講態度 | 3 | 発表/表現等 | 80 % | 作品の制作40%、作品の実演40% |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
パネルシアターは今や子ども達に大人気の児童文化です。<BR>昔ながらの絵本や紙芝居も充分に楽しいし、よいものですが、パネルシアターには絵本や紙芝居と違ったその場皆で思いや楽しさを共有して一体感として盛り上がれるライヴのような感覚があります。<BR>「手軽に作れる」といわれていますが、いざ作るとなると本を見ただけではわかりづらい点がいろいろあります。<BR>実際に制作し自ら発表することで本当に楽しさがわかってきます。<BR>発表は苦手な人もいるでしょうが「上手く演じよう」「失敗しないようにしよう」とか不安に思うのではなく自分が楽しい、うれしいという思いをもって発表することが大切です。それは必ず子どもたちに伝わります。
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
- 月下 和恵(著),大田 理恵 (イラスト), 不思議がいっぱいパネルシアター, (有)アイ企画,
(2,100円+税)
- 月下 和恵(著), 実践講義パネルシアターはじめよう/やってみよう/楽しもう, (有)アイ企画,
(※掲載の都合上まとめていますが、実際は3冊に分かれています。各2,100円+税)
- 月下 和恵(著),大田 理恵 (イラスト), 心をつなぐパネルシアター, (有)アイ企画,
(2,100円+税)
- 月下 和恵(著), うたって演じてパネルシアター, (株)メイト,
(1,700円+税)
|
<授業計画の概要>
|
1.パネルシアターの上演を観る。制作作品を決め下絵を写す。<BR><BR>2.絵の具で着色する(1)<BR><BR>3.着色(2)ふちどりを修正する<BR><BR>4.切りとって「しかけ」を作る<BR><BR>5.演じ方のポイント 作品を仕上げる<BR><BR>6.作品を発表する(1)<BR><BR>7.発表(2)<BR><BR>8.ブラックパネルシアターの上演を観る。授業の感想文(レポート用紙1枚程度)を書く。
|