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授業科目名 ポルトガル語と多文化共生
時間割番号 EEC130
担当教員名 加藤 順彦
開講学期・曜日・時限 前期・水・III 単位数 2
<対象学生>
ポルトガル語と多文化共生に関心がある学生、40人限定。
<授業の目的および概要>
ブラジル人と臆することなく交流ができるために、初級ポルトガルの会話を身につけて、異文化・多文化共生を理解するための糸口を見つける。多様性社会が生まれつつある現状に処するノウハウに接するために、教室にゲストとして参加するブラジル人と積極的にコミュニケートをとる。
<到達目標>
初対面のブラジル人と挨拶・自己紹介・簡単な会話ができるコミュニケーション力を身につけること。簡単な自己表現ができるためのポルトガル語の語彙・慣用句・文型を覚えること。ポルトガル語の動詞の活用、男性名詞、女性名詞の区別ができること。コミュケーション力のアップに役立つ、外国人の大袈裟な手ぶり身振りの作法に慣れること。
<授業の方法>
毎回の授業の集中力を高めるために、授業の後半に演習形式の小テストを行う。<BR>日本語からポルトガル語、ポルトガル語から日本語への演習を繰り返し学習する。<BR>多文化共生社会の背景を理解するために、山梨県内の定住外国人の実情について学習する。<BR>授業中に常に二人一組によるポルトガル語会話の演習を行う。ポルトガル語の発音を身につけるためにネィチィブのブラジル人による発音を聞き取る。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %会話能力、語彙レベル、文法の正確な使い方 
2試験:中間期 25  %簡単な挨拶、自己紹介、自己表現力、多文化共生についての理解度 
3小テスト/レポート 25  %毎回の演習後の小テスト、ポルトガル語の作文 
4受講態度 10  %授業中の集中力、自己表現力 
5発表/表現等 15  %自分の言いたいことを伝えられるコムニケーション力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業を通して自らの感性・個性を発揮し、ゲストのブラジル人との会話において積極的な自己表現を心掛けて欲しい。どのような場面に遭遇しても動じない気構えを身につける術を学習する姿勢に期待する。
<テキスト>
  1. 田所清克・伊藤奈希砂著, ゼロから始めるブラジル・ポルトガル語, 三修社, ISBN:384-00715-9C1087
<参考書>
  1. 国際語学社/田所清克著, ポルトガルごでまなぶにほんごかいわ, 国際語学社, ISBN:978-4-87731-407-1
<授業計画の概要>
1回目:多文化共生の言葉の意味、山梨県内の外国人の実情、ポルトガル語の「発音」<BR>2回目、3回目:挨拶・自己紹介のポルトガル語の演習+小テスト →自宅復習必須<BR>4回目、5回目、6回目:自己紹介の復習、日常で使えるフレーズの学習、「人称代名詞・指示詞・形容詞・副詞・動詞の活用」について頻出動詞を使った簡単な表現による会話+小テスト →自宅復習必須<BR>7回目:中間テスト、ブラジル人ゲストとの会話(挨拶・自己紹介・簡単な会話)<BR>8回目、9回目:中間テストの復習、頻出動詞を使った簡単な表現による会話+小テスト →自宅復習必須<BR>10回目:「前置詞」を使った簡単な会話+小テスト →自宅復習必須 <BR>11回目:様々な文について、頻出動詞を使った簡単な表現による会話+小テスト自宅復習必須<BR>12回目、13回目:ブラジル人ゲストとの会話、ブラジル音楽の練習<BR>14回目:ブラジルの文化・習慣についての学習(ブラジル人ゲストによる)<BR>15回目:期末テスト(ポルトガル語の作文、日本語からポルトガル語への翻訳、ポルトガル語の翻訳、動詞の活用、頻出文型の作文およびポルトガル語の翻訳)多文化共生についての理解度