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授業科目名 金属工芸
時間割番号 EEA232
担当教員名 菅沼 研一
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
銀鋳造による小品彫刻、あるいは装身具の制作を体験する。最初に、日本古来から伝わる蜜蝋と松脂から作る細工蝋を用い、蝋原型を制作する。次に、出来上がった原型を耐火石膏にて埋没し、鋳型を製作する。その後、鋳型焼成、鋳込み、切削、研磨等の工程を経て完成に至る。素材、技法の特性から発想する計画的造形力を養う。
<到達目標>
素材、技法を一義に、自己を添わせた発想、表現法を学ぶ。
<授業の方法>
授業のほとんどが作品制作の実技となる。<BR>できる限り個々の技量に合わせた個人指導を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 10  %授業で得られた知見をレポートにて記録した内容を評価の対象にする。 
2受講態度 60  %出席を基本に評価する。 
3発表/表現等 30  %作品提出により、試験での答案に相当する評価を行う 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
作品制作は段階を追って進む。<BR>欠席、遅刻のないよう努めること。<BR>作業着等の準備をすること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.金属工芸の技法と、合金の種類、役割<BR>2.精密鋳造技法について<BR>3.細工蝋調合<BR>4.原型(細工蝋)制作<BR>5.原型(細工蝋)制作<BR>6.原型(ハードワックス)制作<BR>7.原型(ハードワックス)制作<BR>8.スプリューツリー組み立て<BR>9.鋳型製作(ワックス)埋没<BR>10.鋳型焼成<BR>11.鋳込み<BR>12.鋳ばらし<BR>13.仕上げ<BR>14.研磨<BR>15.総括・講評