山梨大学電子シラバス

授業科目名

小児看護活動論１（小児看護概論）

担当教員

石川　眞里子／安藤晴美／大島　智恵

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNE206

通期

［学習目標］

子どもとその家族の健康および発達上の問題を総合的に捉え，看護を実践することができるようになるために必要な基礎的知識・技能・態度を習得する。

［授業計画］

4月10日(火)4時限　　小児看護活動論のガイダンス、小児看護の目的、子どもをみる枠組み、小児保健の現状　[石川]<BR>4月17日(火)4時限　　小児の生活行動を支える（1）「からだの大きさ・重さ」身体の成長　[石川]<BR>4月24日(火)4時限　　小児の生活行動を支える（2）「からだの恒常性の維持」免疫　[石川]<BR>5月8日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（1）眠る・動く　[石川]<BR>5月15日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（2）見る・聞く・話す　[石川]<BR>5月15日(火)5時限　　小児の成長発達と生活（3）感じる・考える　[石川]<BR>5月22日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（4）食べる　[石川]<BR>5月22日(火)5時限　　小児の成長発達と生活（5）食べる　[石川]<BR>5月29日(火)3時限　　小児の成長発達と生活（6）排泄する　[石川]<BR>5月29日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（7）排泄する　[石川]<BR>6月5日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（9）遊ぶ・学習する・関わる　[大島]<BR>6月12日(火)4時限　　小児の成長発達と生活（8）体をきれいにする　[石川]<BR>6月19日(火)3時限　　小児の遊び（1）ペアワーク：調査<BR>6月26日(火)4時限　　小児の遊び（2）ペアワーク：プレゼンテーション準備<BR>7月3日(火)4時限　　小児の遊び（3）ペアワーク：発表会<BR>7月10日(火)4時限　　定期試験　[石川ほか]<BR>＜後期＞<BR>10月2日(火)2時限　　小児とその家族の看護論　[安藤]<BR>10月9日(火)2時限　　小児期の主な症候論と看護（1）呼吸困難と呼吸の調整　[安藤]<BR>10月10日(水)2時限　　小児期の主な症候論と看護（2）脱水・浮腫と水分代謝の調節　[安藤]<BR>10月16日(火)2時限　　小児期の主な症候論と看護（3）感染兆候と予防・対処　[大島]<BR>10月22日(月)5時限　　小児期の主な症候論と看護（4）便秘・下痢と排便調整　[石川]<BR>10月23日(火)2時限　　小児期の主な症候論と看護（5）発疹とスキンケア　[石川]<BR>10月29日(月)5時限　　小児期の状態別看護（1）入院する子どもの看護　[安藤]<BR>10月30日(火)2時限　　小児期の状態別看護（2）集中治療を受ける子どもの看護　[安藤]<BR>11月27日(火)2時限　　小児期の状態別看護（3）外来治療を受ける子どもの看護　[石川]<BR>12月4日(火)2時限　　小児期の状態別看護（4）発達障害のある子どもの看護　[大島]<BR>12月11日(火)2時限　　小児期の状態別看護（5）手術・外科治療を受ける子どもの看護　[石川]<BR>12月18日(火)2時限　　小児期の状態別看護（6）身体障害のある子どもの看護　[石川]<BR>1月8日(火)2時限　　小児期の状態別看護（7）長期療養が必要な子どもの看護　[石川]<BR>1月8日(火)4時限　　小児期の状態別看護（8）がん治療を受ける子どもの看護　[大島]<BR>1月15日(火)2時限　　小児期の状態別看護（9）がん治療を受ける子どもの看護　[大島]<BR>1月22日(火)2時限　　小児期の状態別看護（10）予後不良・終末期の子どもの看護　[安藤]<BR>1月29日(火)2時限　　定期試験　[石川ほか]

［到達目標］

１　知識 1)ライフサイクルにおける子ども期の特徴について述べることができる。 2)子どもの身体的，精神的，社会的な成長発達について形態機能と生活行動の観点から述べることができる。 3)子どもの健康，発達段階や発達課題について環境と関連させて考えを述べることができる。 4)子どもの健康増進，成長発達の促進に関する看護援助の方法を説明することができる。 5)子どもの人権に関わる倫理的問題を理解し，看護職者の役割について考えを述べることができる。 6)子どもとその家族に必要な保健・医療・福祉などの連携システム，および小児看護の責務と協働関係について考えを述べることができる。 ２　技能 1)子ども・家族との信頼関係を形成できるように，援助的な対人関係の技法を身につける。 2)適切に看護ケアができるようになるために，子ども・家族の看護問題を判断する方法を身につけることができる。 3)子ども・家族への看護援助に必要な基本的な看護技術の一部を実施し評価できる。 4)グループワークを通して，チームの一員として協調し，協力しあえる力を身につける。　　 ３　態度 1)子どもへの援助者として，人権を保障するなどの倫理的な配慮をすることができる。 2)子ども・家族に対する看護援助に際して，安全・安楽・自立・成長発達促進への配慮ができる。 3)子ども・家族の意思を尊重し，情緒的な交流を大切にし，信頼を得られるような態度を示すことができる。 4)看護の専門職者として自己成長の課題を見出し，その達成に努力できる。 5)子ども・家族に対する看護のあり方について自分の考えを持ち学習を継続する姿勢を身につける。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	80 %	講義の理解度を筆記試験にて評価する。100点満点中60点未満の不合格者には定期試験終了後に再試験を1回のみ行う。追試験は再試験と同じ時間にのみ行い、再試験は行わない。なお、追試験の場合は、得点に0.8を掛けて算出する。（★期末試験の得点は、評価全体の8割にあたる。得点が100点の場合80点に換算）
2	小テスト／レポート	10 %	知識と考察力を総合的に評価する。事前課題の取り組み状況をAからEまでの5段階で評価をし、D以下の場合には1点減点とする。小テストは10点満点のうち6点未満の場合には減点1点とする。（★事前課題と小テストの得点は、評価全体の1割にあたる。減点がない場合には10点）
3	受講態度	10 %	参加態度を評価する。欠席1回は1点減点とする。10分以上の遅刻、早退は0.5点減点とする。（★欠席、遅刻や早退がない場合には10点）

［教科書］

［参考書］