各回の講義内容を次のように計画している。<BR>アメリカ版　大学生物学の教科書、第1巻と第2巻を学習する（第1巻、第2巻とも必携）。必要に応じて英語原本の最新版’LIFE: The Science of Biology (11th Edition)’を紹介する。<BR><BR>(第1巻　第1章)　<BR>第1回　古生物の証明，細胞（原核細胞と真核細胞），細胞核<BR>第2回　様々な細胞小器官の機能，細胞骨格の3つの分類と機能，モータータンパク質<BR><BR>(第1巻　第2章）<BR>第3回　細胞膜の構造と機能（脂質二重層と膜タンパク質）<BR>第4回　膜輸送，細胞接着<BR>　<BR>(第2巻　第6章)<BR>第5回　ゲノムと染色体DNA <BR>　　　 体細胞分裂(有糸分裂)：　真核細胞の核分裂と細胞周期<BR>第6回　減数分裂：　第一減数分裂, 第二減数分裂, 乗換え, 遺伝的多様性<BR><BR>(第2巻　第8章)　DNAの構造と遺伝情報の複製・伝達 <BR>第7回　DNAの構造：核酸塩基，ヌクレオチド，塩基対，5’末端と3’末端，逆向き並行<BR>第8回　DNAの複製：　5’→ 3’ DNAポリメラーゼ活性と複製複合体，DNA複製バブル，<BR>      テロメア<BR>(第2巻　第9章)(第11章）DNAからRNA、タンパク質（遺伝子型から表現型）へ<BR>第9回　 DNAの転写：　プロモーター，RNAポリメラーゼ，転写開始複合体，鋳型鎖・非鋳型鎖（アンチセンス鎖・センス鎖）　<BR>第10回　転写後修飾，DNA損傷，転写ドリル（DNA配列から、合成されるRNA配列を推測）<BR>第11回　RNAの翻訳：　コドン、翻訳開始複合体、リボソーム、mRNA、アミノアシルtRNA<BR>第12回　翻訳後修飾，翻訳ドリル（DNA・RNA配列から、合成されるタンパク質のアミノ酸配列を推測）<BR>第13回　アミノ酸配列が意味すること，突然変異<BR><BR>第14回　第7−13回の復習　<BR>第15回　総合演習問題

1. D. サダヴァほか著、石崎泰樹ほか訳, アメリカ版　大学生物学の教科書　第1巻, 講談社, ISBN:978-4-06-257672-7,
   (必携, 1400円, 4月に医学部・講義棟横の購買部（丸善）で販売)
   
   
2. D. サダヴァほか著、石崎泰樹ほか訳, アメリカ版　大学生物学の教科書　第2巻, 講談社, ISBN:978-4-06-257673-4,
   (必携,
   1600円, 4月に医学部・講義棟横の購買部（丸善）で販売)
   
   
3. .David Sadava　他, LIFE: The Science of Biology, The 11th Edition, Sinauer Associates, Inc., ISBN:9781319010164,
   (英語版（希望者は各自Web注文などで購入）。講義で参考として原文を随時紹介します。原語で学習したい人、生命科学の英語を学びたい人はこの教科書を入手してください。日本語訳の第1巻と第2巻の内容は古い版の翻訳で、最新の内容がこの1冊（Volume 1)にあります。)