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授業科目名 教育の方法と技術
時間割番号 CPT205
担当教員名 守屋 誠司
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
工・生
<授業の目的および概要>
カリキュラム編成・評価や教材研究・教材開発、 授業研究に関する知識を理解し、 教育実践の計画・実施及び改善のための具体的方法を修得する。 コンピューター等の情報機器・視聴覚メディアを活用した学習環境の整備方法についても考察する。
<到達目標>
・カリキュラム編成・評価の枠組みを理解する。<BR>・教育目標・教育内容と教材との関係を理解し、具体的な教科・単元における教材研究及び評価に関する技能を修得する。<BR>・学習指導案の意義を理解し、作成できる。<BR>・コンピューター等の情報機器(ICT)や視聴覚メディアを活用した授業ができる。
<授業の方法>
毎回,具体的な教育実践事例とその背後にある理論について講義する。その回の授業でとりあげたテーマに関して受講者の中の小グループでディスカッションを行い,授業の最後でクラス全体での発表,議論を行い,気づいた事項を授業内小レポートとして提出する。<BR>グループごとの模擬授業を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業設計のための基本事項や理論の理解度 
2小テスト/レポート 40  %小レポートにおけるディスカッションの論点の整理ができていること。 
3発表/表現等 20  %模擬授業の準備と発表。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教育方法や技術は,教育内容や授業や単元・教科の目標と密接に関係しています。すぐれた授業や教育実践でその関係を見極めてください。
<テキスト>
  1. 稲垣忠・鈴木克明, 教師のためのインストラクショナルデザイン 授業設計マニュアルVer.2, 北大路書房, ISBN:978-4-7628-2883-6
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:この授業の概要・評価の方法。<BR>第2回:授業とは。授業VTRを視聴し,工夫している点等の検討。<BR>第3回:授業形態と授業方法・技術。<BR>第4回:授業設計の手順。ADDIEモデル。<BR>第5回:インストラクショナルデザイン(1)。ガニエの9教授事項。<BR>第6回:インストラクショナルデザイン(2)。PDCAサイクル,ARCSモデル。<BR>第7回:学習目標の設定<BR>第8回:学力とは<BR>第9回:教材研究の方法<BR>第10回:学習指導と評価<BR>第11回:ICTを活用した授業<BR>第12回:学習指導案の作成と模擬授業の準備<BR>第13回:模擬授業(1)<BR>第14回:模擬授業(2)<BR>第15回:模擬授業(3)。まとめ