授業科目名
|
日本語中上級I
|
時間割番号
|
CJA401
|
担当教員名
|
奥村 圭子
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・木・I
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
2018年4月3日(火)に行われる留学生向け日本語プレイスメント・テストの結果で、中上級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。なお、当該テストは14時40分に始めるため、14時35分までにT1-31に来ること。
|
<授業の目的>
|
主にアカデミックな場面で、そして大学での人間関係、研究生活の中で必要とされるコミュニケーション能力を向上させるために、話題に応じた適切な表現や語彙を適切に用い、専門的な話題や現代社会の話題について話す力を習得すること。また、大学の研究活動に必要な発表の聞き取りと質疑応答の練習を行うこと。
|
|
1.多様な知識: 中上級レベルの語彙、表現、文法を習得し、談話を段落レベルで構成し、複雑な状況にも対応できること<BR>2.外国語リテラシー: 日本語で中上級レベルのアカデミックな内容について読み書き、口頭でのやり取り・意思疎通ができること<BR>3.コミュニケーション・スキル: 相手の意見を丁寧に聴き、その意味・意図を自分自身で表現できること、自分の意見を一定の論理的根拠を基にわかりやすく話すことができること
|
<授業の方法>
|
談話能力、発表スキルの向上を目指す。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート | 50 % | 口頭発表及び毎週のワークシート課題の提出―知識の理解度と運用力 | 2 | 受講態度 | 25 % | 積極的な教室活動、ピア、グループワークへの参加度 | 3 | 発表/表現等 | 25 % | モノローグ・ダイアローグ構成―談話能力、聞き手としての傾聴力、発表能力 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
・1年生はもちろんのこと、2-4年生の履修も歓迎します。積極的な参加を求めます。<BR>・4月3日(火)14時40分からのプレイスメント・テストが受けられない場合は、同日の16時30分からB1-218で行われる日本語プレイスメント・テストを受けてください。<BR>・課題提出の前にG-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを受けることを勧めます。
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
- 萩原稚佳子・齊藤眞理子・伊藤とく美, 日本語超級話者へのかけはし きちんと伝える技術と表現, スリーエーネットワーク, ISBN:9784883194490
|
<授業計画の概要>
|
1.オリエンテーション<BR>2.徐請負を詳しく描写する、全体のイメージがわかる要因抽象的な表現を使う<BR>3.インフォーマルな会話で擬音語・擬態語を使い生き生きと伝える、相手の関心を引き付ける工夫をする<BR>4.心情を表す表現を使いこなす、解決策を示して交渉する、感情的にならずに気持ちを客観的に伝える<BR>5.不満や不平に対して異なる視点を提示する、共感的に話を聞く<BR>6.適切な待遇表現を用いて相手の状況を把握する、相手の立場を尊重し配慮の言葉を付け加える<BR>7.具体的な数値を示して社会の動きを説明する、データの分析が適切か考えながら聞く<BR>8.他者と異なる視点から意見を述べる、互いのとらえ方の違いを理解する<BR>9.抽象的で複雑な制度を説明する、相手にわかりやすいように段落ごとの話題を明示する<BR>10.理由を述べて反論する、抽象的なことばと具体的なことばを意識する、相手の意見を受け止める<BR>11.起こりうる状況を予測して議論を深める、改まった場にふさわしい表現を使いこなす、具体例を挙げるなどして実感を持って伝える<BR>12. 他者の話を引用して詳細に描写する、事実とともに意見・感想を述べる<BR>13.複眼的な視点をもって意見を述べる、原因を理解したうえで解決策を述べる、異なる意見を尊重する<BR>14.口頭発表<BR>15.まとめ、総括
|
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《土木環境工学科》 | (A) 技術者の責務の自覚
様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。 | ○ |
|