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授業科目名 ドイツ語演習II
時間割番号 CGB104 A
担当教員名 宮永 義夫
開講学期・曜日・時限 後期・月・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
演習では、言語の4技能、「聞く」「話す」「読む」「書く」を一般の初級授業より習熟に重点を置く。まずは「構造」を身に付ける。一般の初級授業の目的・概要とあわせて見てほしい。
<到達目標>  到達目標とは
「異文化理解と外国語リテラシー」<BR>学習した範囲の事柄を利用して、話されたドイツ語を正しく聞き取り、理解することができる。<BR>学習した範囲の事柄を利用して、正しいドイツ語文を話すことができる。<BR>学習した範囲の事柄を利用して、書かれたドイツ語を正しく読み取り、理解することができる。<BR>学習した範囲の事柄を利用して、正しいドイツ語文を書くことができる。
<授業の方法>
文法中心のテキストを用いながら、構造の習熟に重点を置く。基本的に教科書の記述と要求に従う。教科書の記述はドイツ語の文法項目の説明である。この説明を、教員と学生、あるいは学生同士の対話によって、理解していく。教科書の要求する作業は、「読む」「書く」トレーニングであり、主に文法問題に解答することとなっている。教員の指名する学生の解答例などを参考に、教員と学生、あるいは学生同士の対話によって理解を深め、トレーニングをしていく。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %理解到達度 
2試験:中間期 25  %〃 
3小テスト/レポート 20  %〃 
4受講態度 20  %学習意欲 
5発表/表現等 10  %参加への積極性 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
言語を学ぶとは:<BR>1)異文化を受け入れる開かれた心を養う訓練(しつけ)<BR>2)言語を取り巻く自然(風土)・文化・社会{言語環境}を理解する訓練<BR>3)言語構造を理解する訓練<BR>4)言語運用を理解する訓練<BR>5)言語を運用する訓練<BR>6)語られた(書かれた)内容を理解する訓練<BR>7)語るべき(書くべき)内容を獲得する訓練<BR>8)語る(書く)人を全体として理解する訓練<BR>9)自らの語る内容と行為が及ぼす影響を理解し、配慮する訓練<BR>10)言語使用が最終的には、争い、滅びへと至らしめる道具ではなく、融和、協力、生  き延びるための道具となるように努力し、配慮する訓練<BR>から成り立っています。自分が今何をおこなっているのか、あるいは、言葉を学ぶとはどういうことなのかを絶えず考えながら学習してほしいと思います。
<テキスト>
  1. 今村 武, 見開きドイツ語文法 改訂版, 朝日出版社, ISBN:978-4-255-25415-9
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
教科書は、簡単な文字と発音の解説と、17課にわたる本課、及び補足からなっており、後期は、第9課からを扱う。<BR><BR>授業前に教科書の該当個所に予め目を通し、扱われている事柄について、ある程度認識し、音声を聞いておくこと。音声は、教科書に記載されている、出版社のウエブサイトに用意されている。<BR><BR>15回の授業の予定は以下のとおりであるが、必ずしも固定的なものではなく、進捗状況によって、多少前後することはあり得る。原則的に教科書の順序による。<BR><BR>第1回:前期、第1課〜第8課の振り返りと復習。第9課、zu不定詞(句)の概要と成り立ちが分かり、ほぼ正しくzu不定詞句を作り上げることができる。<BR><BR>第2回:第9課、分離動詞の仕組みが分かり、基本的な使い方ができる。分離動詞とzu不定詞句を組み合わせることができる。非分離動詞の成り立ちが分かり、ほぼ正しく使うことができる。同じ形の不定詞になる、分離動詞と非分離動詞の区別が分かり、基本的な使い方ができる。<BR><BR>第3回:第10課、話法の助動詞の意味と変化が分かり、基本的な使い方ができる。枠構造が分かり、話法の助動詞と不定詞句をほぼ正しく配置し、文を作ることができる。<BR>第4回:第11課、動詞の三基本形が分かり、過去基本形と過去分詞をほぼ正しく作ることができる。過去人称変化が分かり、ほぼ正しく変化させることができる。未来形の仕組みが分かり、ほぼ正しく使うことができる。<BR><BR>第5回:第12課、現在完了形の仕組みが分かり、ほぼ正しく形を作ることができる。現在完了形の用法が分かり、ほぼ正しく使うことができる。現在完了形における疑問文と副文の仕組みが分かり、ほぼ正しく作ることができる。<BR><BR>第6回:第13課、受動態の仕組みが分かり、基本的な形を作ることができる。受動態の時制が分かり、基本的な変換ができる。自動詞の受動文が分かり、基本的な使い方ができる。状態受動の仕組みが分かり、基本的な使い方ができる。<BR><BR>第7回:第14課、形容詞の用法と格変化の仕組みが分かり、ほぼ正しく使うことができる。形容詞の比較級・最上級の仕組みが分かり、基本的な使い方ができる。形容詞の名詞化の仕組みが分かり、基本的な使い方ができる。序数の仕組みがわかり、ほぼ正しく使うことができる。年号の読み方が分かり、ほぼ正しく言うことができる。過去分詞・現在分詞の形と仕組みが分かり、基本的な使い方ができる。<BR><BR>第8回:第9課〜第14課の中間まとめ、復習とテスト。第15課、定関係代名詞の形と用法が分かり、基本的な使い方ができる。<BR><BR>第9回:第9課〜第14課の振り返り。第15課、定関係代名詞の使い方の復習。命令形の形が分かり、基本的な使い方ができる。<BR><BR>第10回:第16課、接続法第?式の形と用法の概要が分かり、間接話法の基本的な使い方ができる。<BR><BR>第11回:第17課、接続法第?式の形式と用法が分かり、非現実話法の基本的な使い方ができる。<BR><BR>第12回:第17課、接続法第?式、m&ouml;chte、k&ouml;nnteの用法が分かり、基本的な使い方ができる。第15課〜第17課のトピックス中間まとめ、復習。<BR><BR>第13回:第9課〜第17課全体のまとめ、動詞系列と名詞系列にまとめて見直し。<BR><BR>第14回:第9課〜第17課全体の振り返り、テスト、第1課〜第8課の見直し。<BR><BR>第15回:全体の振り返り、復習、名詞系列・動詞系列による見直し。性・数・格のこと。句・節・文・文章のこと。付録1、文構造・nichtの位置について。人称・時制・法・相・態について。今後の展望。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。