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授業科目名 日本国憲法
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 CAS003 B
担当教員名 森元 拓
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
そもそも憲法とはどのような法律なのだろうか。我々の生活にどのように関わってくるのだろうか。このような観点から日本国憲法、特に基本的人権について考察していきたい。具体的には、教科書に掲載されている具体的な事例について検討しながら、我々と憲法との関わりについて考えていくこととする。
<到達目標>  到達目標とは
立憲主義の意義を説明できる。
<授業の方法>
講義形式を基本とする。また、講義は、教科書と配布されるレジュメとに沿って進められる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %憲法に関する基本的知識を修得し、自らの考えを述べることができるか否かをチェックする。 
2受講態度 10  %積極的に授業に参加した者には加点することがある。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高校までの授業で「日本国憲法や基本的人権は崇高なものである」と習ったかもしれない。それは半分は真実であるが半分は間違いである。憲法や憲法をめぐる様々な問題について、皆がそれぞれ自分なりに考える力を涵養できれば、と考えている。<BR>なお、本講義は、出席を単位認定の要件とする。欠席5回以上で期末試験の受験資格を失うので留意されたい。
<テキスト>
  1. 中村睦男編著, 『はじめての憲法学(第二版)』, 三省堂, ISBN:4385321876
<参考書>
  1. 田村理, 僕らの憲法学 「使い方」教えます, ちくまプリマー新書, ISBN:4480687769
  2. 佐々木弘通・宍戸常寿編著, 現代社会と憲法学, 弘文堂, ISBN:978-4335356537
  3. 芦部信喜, 憲法 第五版, 岩波書店, ISBN:4000227815
  4. 笹田栄司他, トピックからはじめる統治制度 -- 憲法を考える, 有斐閣, ISBN:978-4641131880
<授業計画の概要>
1 イントロダクション<BR>2 憲法の意味<BR>3 基本的人権の保障<BR>4 人権の私人間効力<BR>5 幸福追求権<BR>6 法の下の平等<BR>7 信教の自由と政教分離<BR>8 表現の自由<BR>9 検閲と事前抑制<BR>10 生存権と社会保障制度<BR>11 教育を受ける権利<BR>12 選挙権の平等<BR>13 違憲立法審査制<BR>14 平和主義と憲法<BR>15 総括評価・まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。