授業科目名
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教養としてのジェンダー
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分類・系統 | |
時間割番号
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CAH026
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担当教員名
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角田 聡美
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的>
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ジェンダーは、現代社会に生きる私たちに必要な基本的な概念です。本授業では、まずジェンダー概念を身につけます。次に、自身の性自認などが、どのように構築されてきたのかを理解します。そして、自分とは異なる価値観をもつ人びととの理解を深めるため、性に関する事項を広く理解して行きます。
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多様な知識の獲得をするための基礎として、ジェンダー概念を活用できることを目標とします。<BR> ジェンダー概念が説明できること。<BR> ジェンダーに関する諸問題が、どのように構築されてきたのか要約できること。<BR> ジェンダー概念を基礎として、他者理解の態度を示すことができること。<BR>
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<授業の方法>
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毎回、リアクションペーパーの提出を行います(授業内容の確認と質疑応答のため)。<BR>複数回、グループディスカッションと発表を求めます(到達目標確認のため)。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 60 % | 到達目標と照らし合わせます。 | 2 | 小テスト/レポート | 10 % | リアクションペーパーから、授業の理解度をはかります。 | 3 | 受講態度 | 10 % | 自身の問題としてジェンダーを捉えているかをみます。 | 4 | 発表/表現等 | 20 % | 自身の考えを説明でき、他者理解の態度が示せるかをみます。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 伊藤公雄, ジェンダーの社会学, NHK出版, ISBN:978-4-595-30851-2
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<授業計画の概要>
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1. オリエンテーション<BR>2. ジェンダーと生物学的な性差:ジェンダー概念の理解と性別の線引について考える。<BR>3. 文化の中のジェンダー:文化的・歴史的に異なるジェンダーを知る。<BR>4. セクシュアリティとジェンダー:セクシュアル・ライツを身につける。<BR>5. 子どものジェンダー化:子どもの発達におけるジェンダーの影響力を考える。<BR>6. 物語にみられるジェンダー:我々や物語が社会から受ける影響を捉える。<BR>7. 女らしさと男らしさ:らしさが構築された過程を知る。<BR>8. 性暴力とジェンダー:DVの現状把握と予防方法を考える。<BR>9. 摂食障害とジェンダー:女性患者が多い理由を知る。<BR>10. 教育とジェンダー:教育におけるジェンダー・バイアスを認識する。<BR>11. キャリアと労働のジェンダー:ワーク・ライフ・バランス社会について考察する。<BR>12. スポーツとジェンダー:近代スポーツにおけるジェンダー問題を明らかにする。<BR>13 . 結婚とジェンダー:結婚が社会的なものであると認識する。<BR>14. 家族と家事のジェンダー:近代家族の成立と現代への影響を知る。 <BR>15. まとめ<BR>あくまで計画なので、様子をみながら適宜変更します。
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