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授業科目名 死生学入門
分類・系統健康福祉 心身・芸術系
時間割番号 CAH009
担当教員名 中村 和彦
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
「生」と「死」に関する講義、ロールプレイを含めた発表、グループ討論、シナリオ作り等を通して、生きることの大切さ、関わることのすばらしさについての認識を深める。将来にわたって「死」を見据えながら「生」を真剣にとらえていく力をつける。<BR>※ COC地域志向型共通教育科目対象科目及びCOC+地域教養科目対象科目となります。
<到達目標>  到達目標とは
「生」と「死」に関する社会科学的、及び自然科学的観点からのさまざま知識を理解し、「こころ豊かに生きること」「健やかに生きること」を多面的にとらえることのできる視野を獲得する。<BR>「生」と「死」に関する講義や討論を通して、こころ豊かに生きることの大切さ、人と関わることのすばらしさについての認識を深める。将来にわたって「死」を見据えながら「生」を真剣にとらえていく力をつける。
<授業の方法>
現代社会における「生」「死」を取り巻く基本的な考え方に関する講義<BR>死生学に関する文献の紹介<BR>「別れの手紙」と自己発達形成史の実践<BR>「生と死」をテーマにしたビデオや映画の視聴<BR>個人ワークシート、グループワーク等を用いた死生学演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %生と死に関する基本的なとらえ方や、その認識の深まりを評価します。 
2小テスト/レポート 25  %課題に対して調査し、自らの考えが確立できているかを評価します。 
3受講態度 45  %毎回の授業において記述する振りかえりのポートフォーリオから、テーマに関する積極的な態度や意欲を評価します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
私たちはふだん、「死」と直面しながら生活することはありません。また今日の日本で「死」の体験はしだいに希薄なものになってきているといわれています。「死」をとらえながら「生」を考えるという体験の中で、関わりと自立の大切さを学んでほしいと思います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1 オリエンテーションこの授業の進め方とねらい<BR>2 「生」「死」をどうとらえるか<BR>3 「別れの手紙」演習<BR>4 サリドマイド剤の罪−胎児の環境としての母体−<BR>5 映画「典子はいま」から学ぶ<BR>6 水俣病を考える<BR>7 われわれはエイズから何を学んだか?(1)免疫のメカニズム<BR>8 われわれはエイズから何を学んだか?(2)共生と差別<BR>9 脳死・臓器移植の是非(1)何が問題か?<BR>10 脳死・臓器移植の是非(2)あなたのliving willは?<BR>11 ホスピス・在宅ケアの理念と実践<BR>12 死をとらえながら生きる−死生学の実践−(1)<BR>13 死をとらえながら生きる−死生学の実践−(2)<BR>14 一人称・二人称でとらえること<BR>15 まとめ−この授業をどう生かすか−
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。