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授業科目名 作曲特論A
時間割番号 545041A
担当教員名 藤原 嘉文
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 2
<対象学生>
大学院教科教育専攻芸術文化コース音楽系学生
<授業の目的および概要>
現代音楽の現状を概観し、多くの作品の分析を通して、個々の指向する世界を表出するためにどのようなシステムを考え、その手段としてどのような書法や形態が編み出されたのかを研究する。それぞれの学生の能力と関心に応じ、作品研究と作品制作をとおして、確固たる理論に裏付けられた技術の習得を目指す。
<到達目標>
『現代における作曲とは』に関して様々な視点から考察する能力を養い、個々の作曲技法を探求する。
<授業の方法>
研究→作品制作→発表というかたちで授業をすすめる。演奏者を交えての試演、意見交換等できるだけ多くの実演の機会を持ちたい。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 30  %実習や研究の状況。 
2発表/表現等 70  %理論理解力、作曲表現力。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
現代は情報に満ちあふれた時代である。だからこそ、音楽の原点に立ち戻り根源をじっくり見つめたい。その上で、現代において自分は創作者としてどのような表現ができるのかを日々考え、自由な精神で実践してほしい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
指定した音源、楽譜、文献等を事前に視聴して授業に参加し、討議を活発に行う。演奏者を交えての試演、意見交換等の機会も可能な限り多く持ちたい。<BR><BR>1 これまでの研究・制作の確認<BR>2 研究計画の確認と、研究内容及び作品制作の設定<BR>3 現代における世界の作曲界の状況の基礎研究<BR>4 現代における世界の作曲界の状況の応用研究<BR>5 現代における世界の作曲界の状況の実地研究<BR>6 日本における現代の作曲作品の概観の理解(70年代まで)<BR>7 日本における現代の作曲作品の概観の理解(70年代以降)<BR>8 レポート発表と討議・検討<BR>9 現代作曲技法の分析、及び検討<BR>10 現代作曲技法の分析、及び応用<BR>11 これまでの研究を応用した作品制作の可能性の検討<BR>12 作品制作とその検討:初回<BR>13 作品制作とその検討:手直し<BR>14 作品制作とその検討:完成へ<BR>15 試演と討議・検討