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授業科目名 社会科教育学特論IIA
時間割番号 543013A
担当教員名 後藤 賢次郎
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
大学院1年次生以上
<授業の目的および概要>
社会科論に関わる特論。「社会文化教育学研究1」に拠りつつ、国内外の社会科論について考察します。<BR>近年の国家や社会の枠組みが動揺する中で構想されている,国内外の代表的な社会科論,市民性教育論を各々が分析するとともに位置関係を検討し、社会科教育学研究の論点を整理します。
<到達目標>
(1)国内外の代表的な社会科論の動向と展開を理解することができる。<BR>(2)社会科論や市民育成論を,国家・社会のあり方から比較,分析することができる。<BR>(3)グローバルな視点から,今日の社会科教育論,市民育成論に求められる論点について,考察することができる。
<授業の方法>
講義形式および演習形式。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %授業内容の理解・応用 
2受講態度 20  %出席状況 
3発表/表現等 40  %各課題についての考察 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 社会認識教育学会, 新 社会科教育学ハンドブック, 明治図書出版, ISBN:4180116340
<授業計画の概要>
1 オリエンテーション<BR>2 国内外の代表的な社会科論とその展開を大づかみに捉えよう<BR>3 伝統的,専制的国家,社会における社会系教育論と公民育成論<BR>4 近代国家における社会系教育論と市民育成論<BR>5 現代民主主義国家,社会における社会系教育論と市民育成論<BR>6 ケーススタディ1 アメリカの社会科論<BR>7 ケーススタディ2 中国の社会科論<BR>8 ケーススタディ3 フランスの社会科論<BR>9 ケーススタディ4 ドイツの社会科論<BR>10 ケーススタディ5 タイの社会科論<BR>11 ケーススタディ6 ドミニカの社会科論<BR>12 多文化共生社会における社会科論<BR>13 ハイパーグローバリゼーション社会における社会科論<BR>14 社会科論の比較考察と論点整理<BR>15 まとめ