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授業科目名
担当教員
情報理論
鈴木 良弥
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM203 2 (未登録) 2 前期 I
[概要]
この科目では、情報の表現、伝達に関する基礎的な理論の一つである「情報理論」の基礎を学びます。コンピュータによる情報処理、コンピュータネットワークを介した情報交換、人間と機械のコミュニケーションを目指すヒューマンマシンインタフェース等、情報理論を基盤とする応用技術は数多くあります。情報系科目の核となる情報理論を基礎からしっかり学んでください。
[具体的な達成目標]
1.情報とは何か。情報量、情報源等について基本を理解する。<BR>2.情報の符号化に関する基礎を理解する。<BR>3.通信路に関する基礎を理解する。<BR>4.情報理論の応用例について学ぶ。
[必要知識・準備]
確率、対数等に関する簡単な数学を復習しておくと、授業が理解し易いでしょう。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 40  %前半の授業の理解度 
3受講態度 20  %授業中の課題理解度 
[教科書]
  1. 植松友彦, イラストで学ぶ情報理論の考え方, 講談社, ISBN:9784061538177
[参考書]
  1. 稲井寛, はじめての情報理論, 森北出版, ISBN:978-4-627-84911
[講義項目]
1.情報理論とは何か。授業の説明等<BR>2.情報量について(情報量、エントロピー等)<BR>3.情報源について(情報源、マルコフ情報源等)<BR>4.情報源について(情報源のエントロピー等)<BR>5.演習(情報量、情報源に関する演習)<BR>6.符号化の基礎理論<BR>7.色々な符号化手法<BR>8.演習(符号化に関する演習)<BR>9.前半の総括評価・まとめ<BR>10.通信路の基礎理論(相互情報量等)<BR>11.通信路の符号化(ハミング距離等)<BR>12.演習(通信路に関する演習)<BR>13.線形符号化について(パリティ検査等)<BR>14.演習(線形符号化に関する演習)、情報理論の応用例<BR>15.後半の総括評価・まとめ
[教育方法]
情報理論は途中で挫折しやすい科目の1つです。できるだけ例を示しながら、ゆっくりペースで、基礎から継続して学習できるような方法をとっています。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
情報系科目の基盤になる科目です。しっかり学習してください。