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授業科目名
担当教員
電子デバイス工学I演習
鍋谷 暢一/小野島 紀夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TEE304 1 EE,E 3 前期 I
[概要]
 「電子デバイス工学 I」の講義で学んだ内容をより一層確実なものにし、半導体と半導体デバイスの理解を深めるため、講義に関連する演習を行う。
[具体的な達成目標]
(ア)代表的な半導体の結晶構造を説明できる<BR>(イ)結晶内の電子波の振る舞いを説明できる<BR>(ウ)エネルギーギャップを説明できる<BR>(エ)状態密度、有効質量を説明できる<BR>(オ)自由電子と正孔を説明できる<BR>(カ)ドナーとアクセプタの役割を説明できる<BR>(キ)半導体中のキャリア密度を計算できる<BR>(ク)キャリアの運動、散乱を説明できる<BR>(ケ)キャリアの生成、再結合を説明できる<BR>(コ)pn接合を説明できる<BR>(サ)pn接合ダイオードの動作を説明できる<BR>(シ)バイポーラトランジスタの動作を説明できる<BR>(ス)バイポーラトランジスタの等価回路を説明できる
[必要知識・準備]
電磁気学の基礎事項、ベクトル演算、簡単な線形微分方程式
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %毎回の演習結果と数回のレポート。評価結果から上記到達目標の6割以上を達成したと認められるものを合格とする. 
[教科書]
  1. 松本智, 半導体デバイスの基礎, 培風館, ISBN:4-563-03685-4
[参考書]
  1. 半導体デバイス, 産業図書, ISBN:4782855257
  2. 固体物理学入門 上 第7版, 丸善株式会社, ISBN:4621076531
[講義項目]
1.半導体の結晶とエネルギーバンド<BR>2.キャリアの密度と運動<BR>3.pn接合の構造とバンド図<BR>4.pn接合の電流電圧特性<BR>5.pn接合の容量電圧特性<BR>6.バイポーラトランジスタの基本動作<BR>7.バイポーラトランジスタの電流電圧特性<BR><BR>これらの項目についてそれぞれ2回程度ずつ試験形式の演習を行う。
[教育方法]
本演習は「電子デバイス工学I」の講義と並行して進行する。毎週の講義内容に関する演習問題を各自が解くことにより、半導体と電子デバイスに関する理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)