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授業科目名
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担当教員
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感性情報工学
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小俣 昌樹
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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TCS316 | 2 | CS,G | 3 | 後期 | 木 | I | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
「感性情報工学」とは,人間の五感(五官)や,快適性・好感度・選好・使いやすさ・総合評価といった,人間の主観や感性に基づく評価データから有益な情報を引き出して工学的に利用する学問分野である.本講義の前半では,人間の感性を設計要素に作り込む技術である感性工学の概要と応用例を紹介し,嗜好・感覚データの収集方法およびその解析方法について講義する.また,後半では,感性の基礎となる視覚・聴覚・触覚・前庭感覚・味覚・嗅覚などの感覚に関する基本的特性を学び,メディア技術などへの応用を考える. | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
1.視覚・聴覚・触覚・前庭感覚・味覚・嗅覚などの人間の感覚について,生理学的および心理物理学的基礎特性を理解する.また,感覚の基礎特性がメディアなどの仕様策定や新方式開発に重要であることを理解する.<BR>2.極限法・調整法・恒常法などの,心理定数測定のための心理物理学的測定法を修得する.<BR>3.一対比較法・ME法・正規化順位法などの,心理尺度構成のための官能評価法を修得する. | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
本講義は,「感性情報処理演習」と密接に関係しながら進める.それゆえ,「感性情報処理演習」と本講義を共に履修することが強く望まれる. | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
第 1回 感性とは,感性情報工学の事例<BR>第 2回 人間の情報処理過程と感性<BR>第 3回 感性評価手法<BR>第 4回 心理物理学的測定法<BR>第 5回 感覚尺度構成法<BR>第 6回 感覚・知覚実験法<BR>第 7回 中間評価:まとめ<BR>第 8回 視覚(1)(構造と初期機能)<BR>第 9回 視覚(2)(中期・高次機能)<BR>第10回 聴覚<BR>第11回 触覚,前庭感覚<BR>第12回 味覚,嗅覚<BR>第13回 生理心理学<BR>第14回 情動,記憶<BR>第15回 総括評価:まとめ | ||||||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
・スクリーンに図や画像などのスライドを投影しながら講義を進める.<BR>・感性データの測定法,実験法,評価法,分析法などについては,履修者が実際にデータを収集したり分析したりしてレポートとして提出することを前提として説明する.<BR>・視覚,聴覚,触覚,味覚,脳波については,同時開講される「感性情報処理演習」でデータを測定・分析することを前提として説明する. | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
本授業では,山梨大学 e-Learning システム(Moodle)を使用する. |