山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
コミュニケーション
舛谷 敬一/平山 けい子/吉田 純司/佐々木 邦明/荒木 功平/相馬 一義/遠山 忠/中村 高志/原本 英司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCE112 2 (未登録) 1 後期 IV
[概要]
 自分の考えや事実を他者に正確に伝えることは技術者にとって必須の能力である。そのためには論理的な記述力、口頭発表力、討議などのコミュニケーション力を身につける必要がある。この授業では、主に日本語による記述(ライティング)、発表(プレゼンテーション)および討議(ディスカッション)3分野の授業内容を用意し、それらの基礎を身につけるとともに、身近な問題から地球的規模の問題までの様々な例を使うことで、技術と社会や自然との関係を広い視野から多面的に考えられる能力を養うことを目標とする。
 なお、コミュニケーション力の養成には実践が重要であるとの観点から、この授業は講義と演習を組み合わせた形式で進められる。
[具体的な達成目標]
(1)考えたことが読者に分かるように論旨の明解な文章を記述できる。
(2)説明する対象に合わせて説明方法を適切に構成することができる。
(3)自分の主張を正確に相手に伝えることができる。
(4)説明に必要な図表・資料を収集でき、効果的に提示することができる。
(5)相手の意見を冷静かつ正確に理解し、それに対する自分の意見をはっきり表明することができる。
(6)技術が社会や自然に及ぼす影響・効果を理解し、広い視野から多面的に考えられる。
[必要知識・準備]
先行科目:情報処理及び実習
日頃から表現や意思伝達の方法について工夫と改善を心がけることが望まれる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 48  %自発的勉学、情報収集・整理力、知的好奇心と探求力について評価する 
2受講態度 30  %理解力、論理的思考能力、観察力について評価する 
3発表/表現等 22  %発表・表現力について評価する 
[教科書]
  1. 授業ごとに事前に資料を配布する。
[参考書]
  1. 木下 是雄, 理科系の作文技術, 中公新書, ISBN:4121006240
  2. 小林敬誌・浅野千秋, プレゼンテーション技法+演習, 実教出版, ISBN:4407027983
  3. 大野晋, 日本語練習帳, 岩波新書, ISBN:4004305969
[講義項目]
 1.ガイダンス(コミュニケーションの必要性,方法)
 2.プレゼンテーション1(プレゼンテーションの方法の解説,課題P1提示)
 3.ディスカッション1(議題提示,グループ討論,発表,議事録作成要領解説,課題D1提示)
 4.ライティング1(レポートの書き方の解説,課題W1提示)
 5.プレゼンテーション2(プレゼンテーション,質疑応答,講評,課題P2提示)
 6.ディスカッション2(議題提示,グループ討論,発表,課題D2提示)
 7.ライティング2(課題W1の講評,課題W2の提示)
 8.プレゼンテーション3(プレゼンテーション,質疑応答,講評,課題P3提示)
 9.ディスカッション3(議題提示,グループ討論,発表,課題D3提示)
10.ライティング3(課題W2の講評,課題W3の提示)
11.プレゼンテーション4(プレゼンテーション,質疑応答,講評,課題P4提示)
12.ディスカッション4(議題提示,グループ討論,発表,課題D4提示)
13.ライティング4(課題W3の講評)
14.3分野それぞれのまとめ(ポイント復習,講評)
15.コミュニケーション全体のまとめ(ポイント復習,講評)

 各項目の予習・復習の内容については,授業の進め方に関連することから下記の[教育方法]に記載する.
[教育方法]
 ライティング、プレゼンテーション、ディスカッションの3分野が、週ごとにローテーションで開講され、それぞれに下記のような実践を重視した教育方法がとられる。
【ライティング】
 予習:初回の授業で予習課題を与える。予習課題は各回の授業で学ぶテーマのキーワードや学びの手法に関する事項を調査し報告する内容で、毎授業開始時に提出させる。
 授業:毎回一つのテーマについてスライドを用いて解説をし、その後に授業で学んだ基礎的な事項について自ら作業をする演習を与えて時間内に提出させる。授業で使用したスライドを授業後にe-learningのページからダウンロードできるようにすると共に、必要に応じて授業中に資料を配布する。第2回目以降は、授業の始めに復習課題の解説をする。
 復習:第1回目から第3回目の授業後に宿題として応用課題を与える。課題の提示、資料提供および課題提出、評価のいずれもe-learningのページで行う。
【プレゼンテーション】
 予習:課題テーマ(2回目の課題はe-learningのページに資料を掲載。3、4回目は各自で課題を設定)についてパワーポイントのファイルを作成し、授業1週間前に提出する。
 授業:初回は、プレゼンの基本やメールの書き方について講義し、課題テーマを提示する。2回目以降は、学生がスライドを用いて発表し、学生同士での質疑応答、教員からの指導・講評を受ける。
 復習:教員からの指導・講評を確認し、次回のスライド作成にその成果を反映させる。
【ディスカッション】
 予習:議論で扱うテーマについて自分の考えを事前にまとめたレポートを提出させる。
 授業:予習内容に基づいて各自の考えをグループ内で議論し、結論を出させる。
 復習: 議論の流れや結論、自分や他のグループの良かった点・悪かった点をまとめ、レポートとして提出させる。

 なお、全体を3グループに分け、ライティングを荒木・佐々木・中村、プレゼンテーションを舛谷・相馬・原本、ディスカッションを遠山・平山・吉田が担当する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。
J.理論的な表現・伝達能力
 自分の思想やアイディアを具体的かつ理論的に表現し伝達する能力、及び共通の課題について他の人と議論し合理的な結論を導き出すことのできる能力を身に付ける。
[その他]
本授業の科目は、以下のような位置づけである。
土木環境工学基礎ゼミ→「コミュニケーション」→土木環境工学英文講読→土木環境工学卒業論文