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授業科目名
担当教員
確率・統計学
加藤 初弘/渡辺 勝儀
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAM208 2 (未登録) 2 前期 II
[概要]
 自然現象や社会現象を問わず、偶然性を含む現象や多くのデータから、法則を見つけたり全体を推測したりするために確率統計の手法が用いられている。本講義では確率及び統計の基礎事項を学び、そのような現象をいかに数学的にとらえるのか、法則性の確認や推測を行う手法を身につける。
[具体的な達成目標]
 以下の項目の確率・統計学の基本的な概念や手法を理解し、現実の事象に則した問題を解けるようになることを目的とする。<BR>(1)条件付き確率、(2)確率変数、(3)確率関数と確率密度関数、(4)確率分布関数、(5)平均と分散、(6)点推定と区間推定、(7)統計的検定法、(8)相関
[必要知識・準備]
 微分積分学I、微分積分学II、線形代数Iの内容を理解していること。ただし、それらの単位は取得していなくても履修できる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 32  %基本的な考え方を理解しているか、応用問題も解けるかを評価する。 
2試験:中間期 48  %基本的な考え方を理解しているか、応用問題も解けるかを評価する。 
3小テスト/レポート 20  %演習問題のレポートを課す。基本的な考え方を理解しているかを評価する。 
[教科書]
  1. 前園 宜彦, 概説 確率統計, サイエンス社, ISBN:978-4781912349
[参考書]
  1. 真貝 寿明, 徹底攻略 確率統計, 共立出版, ISBN:978-4320110090
  2. 服部 哲也, 理工系の確率・統計入門, 学術図書出版社, ISBN:978-4780602074
[講義項目]
授業計画<BR>第1回:確率の導入<BR>第2回:条件付き確率<BR>第3回:確率変数<BR>第4回:確率関数と確率密度関数<BR>第5回:確率分布関数<BR>第6回:典型的な確率分布<BR>第7回:平均値と分散<BR>第8回:確率部分のまとめと試験<BR>第9回:点推定<BR>第10回:区間推定<BR>第11回:統計的仮説検定の導入<BR>第12回:母平均・母分散の検定<BR>第13回:2標本データの検定、相関<BR>第14回:統計部分のまとめと試験<BR>第15回:回帰分析、試験解説
[教育方法]
定義や考え方の解説だけでなく、具体的に問題を解く。適宜レポートを課す。評価方法・評価基準で中間期試験の比率が高いのは、中間期試験の方が試験範囲が広いためである。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
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