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授業科目名
生化学B
担当教員
大塚 稔久/宮澤 恵二/加藤 梧郎/萩原 明/望月 光由/山内 肇
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M004372 3 2 前期
[学習目標]
我々の身体はタンパク質、核酸、糖質、脂質などの生体物質によって成り立っている。各々の物質の機能は、それらの化学的・物理学的性質により説明できる例が多い。また、各々の生体反応において、反応の特異性は厳密に規定されており、反応の進行も巧みに調節されている。生体反応における特異性と調節機構の理解も目標のひとつである。この両者の破綻は生体を病的な状態に追いやる。生体内の反応は膨大な数にのぼるが、使われている原理には共通したものが多い。本講義をとおして、生命現象を読み解くことのできる力を養う事が目標である。
[授業計画
水曜日、金曜日:3、4限<BR><BR>4月12日  31 脂肪酸代謝(β酸化)(2望月)<BR>       32 脂肪酸と脂質の合成(2望月)<BR>4月14日  33 コレステロール代謝(2望月)<BR>       34 リポタンパク質(2望月)<BR>4月19日  35 神経科学(1大塚) 注意:この日だけ2限<BR>       36 神経科学(1大塚)<BR>4月21日  37 タンパク質の分解(1加藤)<BR>       38 タンパク質代謝回転とアミノ酸異化作用(1)(1加藤)<BR>4月26日  39 神経科学(1大塚)<BR>       40 神経科学(1大塚)<BR>4月28日  41 タンパク質代謝回転とアミノ酸異化作用(2)(1加藤)<BR>       42 アミノ酸の生合成(1加藤)<BR>5月10日  43 ヌクレオチドの生合成と代謝(2宮澤)<BR>       44 代謝の統合(2望月)<BR>5月17日  45 DNA複製・組換え・修復(1)(1大塚)<BR>       46 DNA複製・組換え・修復(2)(1大塚)<BR>5月19日  47 RNAの合成とプロセシング(1大塚)<BR>       48 遺伝子発現の制御(1大塚)<BR>5月24日  49 タンパク質合成(1大塚)<BR>       50 免疫の生化学(1山内)<BR>5月26日  51 酸化還元と生体制御(2宮澤)<BR>       52 がんの生化学(2宮澤)<BR>5月31日  53 in vivo molecular biology(1)(2愛媛大学 今村健志教授)<BR>       54 in vivo molecular biology(2)(2愛媛大学 今村健志教授)<BR>6月 2日  55 薬の開発(2宮澤)<BR>       56 シナプスイメージング(1萩原)<BR>6月 7日  57 シナプスの一生(1慶応大学 柚崎通介教授)<BR>       58 実習前講義(1加藤)
[到達目標]
1) 生体物質の特性、構造と機能を理解する<BR>2)生体反応の特異性と調節機構を理解する<BR>3)講義で得た知識を応用して、生命現象を説明する力を身につける
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 95  %授業理解度 
2小テスト/レポート 5  %思考力(講義で説明した原理を応用して、現象を説明する力) 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. ストライヤー生化学 第7版, 東京化学同人, ISBN:9784807908035