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授業科目名
臨床薬理学・薬剤学
担当教員
小口 敏夫
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M004323 1 3 前期
[学習目標]
現在の医療の多くは薬物療法により行われ、医薬品を適切に管理し使用することが、医師をはじめとする医療従事者に求められている。また、医療事故においても医薬品が関与する場合が多い。本講義では、医薬品ならびに医薬品投与後の体内動態などを学び、薬物治療最適化に必要な医薬品についての基礎的な知識、理解を深める。
[授業計画
講義内容や順序は適宜変更する可能性がある。なお、毎回講義のなかで出席カードの代わりに小テストを配布して講義ごとの理解度の確認を行う。<BR><BR>第 1回 イントロダクション<BR>第 2回 医薬品添付文書<BR>第 3回 処方箋の書き方<BR>第 4回 薬物動態の基礎、調剤概論<BR>第 5回 薬物速度論1:コンパートメントモデル、血中濃度半減期、分布容積<BR>第 6回 薬物速度論2:クリアランス、腎排泄型・肝代謝型薬物、AUC<BR>第 7回 薬物速度論3:TDM、ポピュレーションファーマコキネティックスの基礎<BR>第 8回 薬物速度論4:高齢者、小児などの薬物動態の特徴<BR>第 9回 薬物速度論5:疾患時の薬物動態の変化<BR>第10回 剤形<BR>第11回 製剤技術<BR>第12回 ドラッグデリバリーシステム<BR>第13回 薬害<BR>第14回 医薬品の開発<BR>第15回 まとめ <BR>第16回 期末試験
[到達目標]
臨床現場で薬物治療を実践するに当たり、用いる医薬品を薬物動態学および薬剤学的な視点から捉え、医薬品適正使用についての知識・技能を習得する。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %授業理解度を評価する。 
2受講態度 20  %出席状況を評価する。遅刻、受講態度、退室等は状況により減点する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 日本臨床薬理学会, 臨床薬理学 第3版, 医学書院, ISBN:978-4-260-01232-4
  2. 山崎幹夫、望月真弓, 医薬品情報学 第3版補訂版, メディカルサイエンスインターナショナル, ISBN:978-4130624077