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授業科目名
環境遺伝医学
担当教員
山縣 然太朗
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M004173 2 3 前期
[学習目標]
環境遺伝医学では、環境医学(衛生学)と遺伝医学を学びます。研究の世界では、環境の影響を遺伝子で理解しようとするエピゲノムの分野が発展して来ており、両者は、結びつきが深くなっています。ところで、3年次の本講義シリーズでは、衛生学の重要単元について、国家試験問題を例にして、学んでいただきます。講義では極力、プリントを配布し、理解を深めてもらいます。また講義の動機付けのため、次回の講義内容の下調べをお願いしています。また遺伝医学では、遺伝子医療のあり方を考えるような講義を展開します。その集大成としてディベート実習を行っています。複合領域分野です。各項目において興味をもってもらえるようにさまざまな工夫していきます。
[授業計画
環境遺伝医学講座担当の講義項目・演習項目<BR>【講義】<BR>1.(環境医学)生活習慣病<BR>2.(環境医学)食品衛生<BR>3.(環境医学)健康と栄養<BR>4.(環境医学)感染症<BR>5.(環境医学)感染症<BR>6.(環境医学)栄養化学<BR>7.(環境医学)環境衛生<BR>8.  (環境医学)胎生期環境と成人病<BR>9.(遺伝医学)疾患の遺伝学<BR>10.(遺伝医学)医学の最先端研究<BR>11.(遺伝医学)遺伝学と社会<BR>12.(医療情報学)診療情報<BR>【実習】<BR>キャンパス内の環境施設の見学実習<BR>【演習】<BR>出生前診断、発症前診断、医療専門職、胎児条項を課題とするディベート演習
[到達目標]
環境遺伝医学の到達目標<BR>1)環境医学の基本事項を理解する<BR>2)わが国の疾患の動向を理解する<BR>3)診療情報学の基本を理解する<BR>4)遺伝学の医療や社会における役割を理解する<BR>5)医学部出身者による最先端研究を知る
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %授業理解力(2/3以上の出席が必須.60点以上が合格.59点以下は再試験.再試験は1回のみ) 
2小テスト/レポート 20  %オリジナルな考えが述べられているレポートは本試験の得点に加点します。 
3受講態度 20  %講義中に良く質問をした者は、本試験の得点に考慮します。 
[教科書]
  1. 「厚生の指標(臨時増刊)国民衛生の動向」の最新版, 厚生統計協会
[参考書]
  1. とくにありません