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      授業科目名
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      数理計画法
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      時間割番号
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      LSS314
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     担当教員名
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      島崎 洋一
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      開講学期・曜日・時限
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      前期・月・III
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      単位数
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      2
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      <対象学生>
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      3年生
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      <授業の目的および概要>
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      線形計画法を中心として、待ち行列、日程計画、モンテカルロ法、意思決定支援など、オペレーションズリサーチの手法を学習する。これらは、社会現象の解析、企業の経営管理に適用可能である。具体的な問題を解くことを通して、問題解決の適用方法を身につける。たとえば、地域のエネルギーシステムに焦点をあて、モデリングにおける変数やパラメータ等を把握し、表計算ソフトExcelのソルバー機能を用いて、最適化計算を学習する。実際に、自らがエネルギーモデルを改良し、要素の変更に対応するシステムの挙動を体験しながら理解を深める。
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      <到達目標>
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      線形計画法を中心とした各種手法を理解することができる。<BR>課題に対して手法を適用し代替案を提供することができる。<BR>表計算ソフトExcelの関連機能を使いこなすことができる。
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      <授業の方法>
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      各トピックスに対する講義と課題提出を積み上げていく。<BR>講義の補足としてホームページによる情報提供を行う。
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      <成績評価の方法>
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      | No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 | 
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 | 1 | 試験:期末期  | 40  % | 授業内容の理解度を問う。  |  | 2 | 小テスト/レポート  | 60  % | 課題に対する問題設定や論理的思考力を問う。  |   
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      <受講に際して・学生へのメッセージ>
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      文系理系を問わず履修可能である。<BR>身近でわかりやすい題材をとりあげる。<BR>経営意思決定の具体的手法を学習することができる。
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      <テキスト>
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      (未登録)
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      <参考書>
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- 大村 平, ORのはなし 経営意思決定のテクニック, 日科技連出版社, ISBN:978-4817122179
  
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      <授業計画の概要>
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      第1回:数理計画法とは<BR> 数理計画法の概要や特徴を理解することができる。<BR>第2回:線形計画法と非線形計画法<BR> 線形計画法と非線形計画法の特徴を理解することができる。<BR>第3回:表計算ソフトExcelのソルバー利用1<BR> 表計算ソフトによる最適化計算の方法を身につけることができる。<BR>第4回:表計算ソフトExcelのソルバー利用2<BR> 表計算ソフトを用いて最適化問題を解き、結果をまとめることができる。<BR>第5回:待ち行列<BR> 待ち行列の概要を理解し、計算することができる。<BR>第6回:日程計画<BR> 日程計画PERTの概要を理解し、計算することができる。<BR>第7回:モンテカルロ法1<BR> 乱数を活用したシミュレーションの概要を理解することができる。<BR>第8回:モンテカルロ法2<BR> 表計算ソフトの関数やマクロを用いて、シミュレーションができる。<BR>第9回:意思決定と階層構造 <BR> 意思決定の階層分析法AHPを用いて、代替案を提示することができる。<BR>第10回:二酸化炭素排出量の要因分析<BR> 国別の二酸化炭素排出量の増減要因を分析することができる。<BR>第11回:線形計画法の応用例1<BR> 数理計画法の応用例として地域エネルギーモデルを理解することができる。<BR>第12回:線形計画法の応用例2<BR> エネルギーモデルを改良し、新たに計算ケースの設定を行うことができる。<BR>第13回:線形計画法の応用例3<BR> 計算結果をまとめ、レポートに一連の過程を記述し、発表することができる。<BR>第14回:授業内容の振り返り<BR> 授業内容を振り返り、数理計画法の利用方法を理解することができる。<BR>第15回:評価:総括・まとめ<BR> 授業内容に関する理解度を把握し、総括を行うことができる。
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