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授業科目名 地域社会システム学セミナーI
時間割番号 LSS301 C
担当教員名 稲田 和也
開講学期・曜日・時限 前期・金・VI 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
共通テーマ:地域社会における民事法学の活用<BR> 指導教員とのやり取りを通じて、法学研究の基礎を習得するとともに、民法・会社法等の民事法学が社会においてどように活用・利用されているかを情報収集・整理し、かつ、それらに関する法学文献を読みこなすことを通じて、法学研究の基礎を身に付けることを目的とする。あわせて、法学文献の調査能力、報告レポートをまとめることによる論文作成能力、発表や討議を通じてのプレゼンテーション能力の基礎を習得する。
<到達目標>
新聞記事、裁判例などを素材として、実際の民事法が適用されている場面あるいは制度を発見し、学説や裁判法理を分析することを通じて、法的な問題点を認識できる能力を身につける。また、これら法的問題点を解決するための法学的調査能力の基礎を身につける。
<授業の方法>
・演習形式で行う。<BR>・英文文献購読の希望があった場合は輪読形式で実施する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 20  %積極的に議論に参加したかどうか。 
2発表/表現等 80  %自らの疑問点や問題意識を的確に他人に伝えたか。そのための準備が十分なされているか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
法学のゼミでは、教員は基本的な知識や手法あるいはその素材を提供するだけであり、受講生(ゼミ生)が主体的に学習し、議論に参加することが必要です。そのためには、自ら興味を持ち、調査し、考察する作業を行ってもらいます。
<テキスト>
  1. 六法(コンパクト版で可)を持参のこと
<参考書>
  1. 適宜指摘する。
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス<BR>第2回:法学研究の基礎1(法学用語に関する文献を使って、用語の復習を行う)<BR>第3回〜第6回:法学研究の基礎2(具体的な判例を使って、裁判例の読み方の訓練を行う。裁判所見学も実施する。)<BR>第7回〜第12回:社会における民事法の適用(ゼミ生各人の興味に基づき、関連する学術論文や裁判例の読み方の演習を行う。)<BR>第13回から第15回:報告とディスカッション(ゼミ生による報告とそれに基づくディスカッションを実施する。)  <BR><BR>※外部機関との調整等を行う場合があるので、詳細のスケジュールは別途ゼミ生に案内します。また、上記の計画は、ゼミ生の興味や意向により、内容を変更する場合がある。